【計算できる?】付箋40円、メモ帳60円。予算は47000円、合計1000個の場合、それぞれいくつ買える?
モリ いいですね。それでは、上の式から下の式を引きましょう。 アユム
マイナス、プラスとか混乱しちゃうんですよね。
モリ 4𝒳-4𝒳=0、6𝒴-4𝒴=2𝒴 4700-4000=700 と個別に計算すると間違いが減りますね。 アユム
なるほど。となると、そろえることが大切なんですね。では、上から引きます。
これで𝒴=350 と解けました! モリ ですね。𝒳についても、𝒳+𝒴=1000から、𝒴に350を代入すると、x+350=1000、𝒳=1000-350=650と解けますね。連立方程式では、𝒳か𝒴についている数字(係数)のどちらかを2つの式で同じ値にして、それを引き算して消してしまえばいいのです。これを「加減法」といいます。 アユム いい加減じゃなくて、加減法ですね! 連立方程式を解くときは、値をそろえて引けばいいんですね。なんか、ゲームみたい。
1個につき50円利益、不良品は110円損失。不良品の数はいくつ?
モリ それでは今日の2問目です。下の問題に答えてください。 工場である製品を作ると1個につき50円の利益があります。不良品が出ると利益はなく、1個につき110円の損失になります。この製品を100個作ったところ、4200円の利益がありました。不良品は何個ありますか。 アユム 良品の個数を𝒳、不良品の個数を𝒴とおけばいいんでしょうか。 モリ すばらしいですね。それでは、式を作ってください。 アユム 100個作ったので、良品+不良品=100、つまり、𝒳+𝒴=100…(1) そして、あれ、不良品は1個につき110円の損失! これはどうすればいいんでしょう? モリ 損失はマイナスであらわしましょう。 アユム となると、良品の利益は50𝒳、不良品の損失は-110𝒴 となりますね。これを足して出るのが全体の利益なので 50𝒳-110𝒴=4200…(2) モリ 利益が出てよかったですね。 アユム (2)の式は、1の位のゼロをすべて消して5𝒳-11𝒴=420…(2)' とできますね。 モリ では、上下にそろえてかきましょうか。 アユム どちらを上にすればいいですか? モリ (1)の式を5倍すると、右辺(「=」の右側)は500になりますね。(2)’の式の右辺より大きくなるので、(1)の式を上にしましょうか。本当はどちらでもいいんですけどね。 アユム