学歴不問採用なのに「内定者、難関大生ばかり」になる理由…“落ちる就活生”が気づかない「大学名以外」のフィルター【キャリアコンサルタントが解説】
就活生をふるいにかける「結果論としての学歴フィルター」7つ
前回記事で、採用担当者の偏り等で、結果論として学歴フィルターとなっているものがあるとお伝えしました (⇒関連記事:『「今すぐ就活へ動いて」…Fラン大学生が〈高学歴ばかりの難関企業〉から早期内定をもらう“意外な方法”【キャリアコンサルタントが助言】』) 。ここでは、その他の学歴フィルター(となっているもの)について紹介します。決して門前払いはしない、それでいて結果的にフィルターとなっている要素を7つ、並べます。どれも対策は可能ですよ! --------------------------------------------------- 1. WEBテストや適性検査の結果(SPIや玉手箱等、適性検査をESの書類選考前に課すことで、ふるいにかけてくるぞ!) 2. ESの不備・不満(中身以前に空白が多い、記入量が一行や一言のみ、そもそもフォーマットを満たしていない、では読む前に足切りされちゃうぞ!) 3. メールやチャット、会社説明会での基本的なマナー(友達同士のSNSや学内イベントではないのだから、受け手や参加者の気持ちを考えて!) 4. 企業独自のコミュニケーションツール導入(グループLINEや企業独自のエントリーページ、自社システムへの登録を呼び掛けられても、面倒くさいと放り投げないで!) 5. 朝活&早朝対応(セミナーや会社説明会が朝早いからって寝坊や遅刻、ドタキャンに無断欠席はしないで!) 6. 早期&長期インターンシップ(「優秀層」スケジュールで動きつつ、長期でも大丈夫なように学業やアルバイトは調整して!) 7. オンライン対応(オンライン会社説明会で画面オフ@耳だけ、ながら視聴は基本的にNG! 出席履歴やログイン回数、質問回数をチェックされていることを忘れずに!) --------------------------------------------------- これらは“結果的に”学歴フィルターになっているものですので、警戒する必要はありません。一つずつ対策していけば大丈夫です。 一方で、これらがまったくフィルターにもならずに、すいすいと選考を突破して内定をGETする就活生もいます。それが「優秀層」、難関大生です。彼らはなぜフィルターにかかることなく、ロケットスタートが切れ、最後まで持続できるのでしょうか。そして、そんな彼らに勝つためには、これまでの20数年間の人生を逆転するためには、「普通の就活生」はどうすればいいのでしょうか。