【老眼どうする?】ビジョンメガネがおじさん世代のために「老眼」のナゾを紐解く!
自宅で簡単に出来る“老眼のセルフチェック方法”!
老眼を正確に知るためには視力測定が必要ですが、指先を使って簡単にチェックする方法があります。 人差し指の腹の方を、顔のすぐ近くに置きます。そこから指をどんどん遠ざけていき、指紋がくっきりと見えるところ(ピントが合うところ)で動きを止め、目からの距離を測ると、自分の「近点距離」を知ることができます。 近点距離が30センチ以上で、小さい文字を読む際に文字がぼやけたり、夕方や照明が暗いと物が見えにくくなる、スマホの文字を打ち間違えることが日常的に起こる人は、老眼が進行している可能性が高いです。
“老眼対策用眼鏡”を選ぶポイントは?
「何をどう見たいか」で、選ぶべき眼鏡は変わりますが、1枚のレンズに、異なる度数を入れた累進レンズを使えば、眼鏡をかけ替えることなく、視線の動きで様々な距離を見ることができます。 また、累進レンズには、遠くの距離から近くの距離までピントを合わせることができ、主に遠くの見えやすさと視野を広くする「遠近両用レンズ」、 50~70cmに素早く楽にピントが合い、中間距離の視野の広さを重視した「中近両用レンズ」、 手元から身の回りといった近くを重視した「近々両用レンズ」の3種類があります。 筆者も、外出するときは「遠近両用レンズ」の眼鏡を、パソコン仕事をする時は「中近両用レンズ」の眼鏡と使い分けています。 また、昔の「遠近両用レンズ」は、左右がやや歪んで見えたり、下の方が厚くバレたりしていましたが、今は安価なレンズでもかなりレンズ性能が進化しているので、老眼鏡をかけていても自然に見えることは、実体験しています。
累進レンズは、40歳になったあたりから使用することもポイント
老眼の症状が進んだ60代以降に初めて老眼対策用眼鏡を使用する場合、累進レンズ特有の視点の動かし方に慣れず諦めてしまう人が多いそうですが、調節力がまだある40代から使い始めれば、比較的慣れやすく、スムーズにかけ続けることができます。 眼鏡店によって取扱いレンズの種類やグレードが異なりますが、ビジョンメガネでは、男性用には見え方をキープし、安定した視界を保つ“絶対にずれない”をコンセプトにした「マイドゥ(MYDO)」など、機能性を備えた商品も取り扱っています。 まずは気軽に相談し、自分に合う対策を見つけてください。
梶井 誠