CLASS SEVENが語る、先輩たちの背中を見て抱いた未来地図 「夢を追いかけて希望を与える存在に」
11月11日、TOBEから新グループ・CLASS SEVENの結成が発表された。 【写真】滝沢秀明率いるTOBE、新グループ結成! メンバー7人ソロカットも 大東立樹、髙野秀侑、高田憐、近藤大海、横田大雅、星慧音、中澤漣の7人から成るCLASS SEVEN。12月3日、4日には、先輩アーティストである北山宏光の全国ツアー『HIROMITSU KITAYAMA「ZOO」』の神奈川・ぴあアリーナMM公演で、グループとしての初ステージを飾った。 今回、リアルサウンドでは7人全員にインタビュー。メディア取材はこの日が初めてということで、やや緊張した様子を見せながらも、しっかりと言葉を伝えてくれた姿が印象的だった。結成時の心境や、初ステージを終えて感じたことをはじめ、アーティストを目指そうと思ったきっかけや、メンバーがそれぞれ普段聴いている音楽、そして今何を目指しているのか、語ってもらった。
結成を伝えられたのは滝沢秀明の言葉「今日から君たちはCLASS SEVENだよ」
――まずは、CLASS SEVENの結成が決まった時の心境を教えてください。 大東立樹(以下、大東):アーティスト写真を撮影する寸前に、グループ結成のことを社長(滝沢秀明)からお聞きして。興奮状態で、そのアーティスト写真を撮影している時はまだ自覚がなかったんですけど、今はちょっと月日が経って、みんなで「こういう方向性で頑張っていきたい!」という想いは、話し合いもして、まとまってきている状態です。 ――最初はアーティスト写真を撮ることだけお聞きしていて、いざ現場に行ったら結成を伝えられた、という流れだったんですね。 大東:現場に行ったら7人いて。(そこに)社長がきてくださって、その時に「今日から君たちはCLASS SEVENだよ」と。もう……(メンバーを見ながら)びっくりしたよね? 感動と興奮と、いろんな感情が同時にきました。高田はもう、踊っちゃってて。 高田憐(以下、高田):踊りました、僕(笑)。すごく嬉しくて。話し合いもして、今後どうしたいかとか、みんなの夢とか、「どこまで行きたいのか」をみんなで語り合いました。今は一致団結したというか、ひとつのことにみんなで向かっているなと感じますね。 ――そもそも、皆さんはなぜアーティストを目指そうと思ったのでしょうか? 髙野秀侑(以下、髙野):僕はNovel Coreさんがきっかけです。中学2年生の時にNovel Coreさんのバックダンサーにつかせてもらったんですけど、ステージに立った時に、お客さんを楽しませることが(ダンサーの)自分たちもすごく楽しくて、めちゃくちゃいいなと思いました。そこから、ダンススクールの先生に相談して、TOBEのオーディションに応募しました。ダンスは小学校2年生から習っていて、当時は本当に友達からの誘いで習い事として始めたんですけど、やっていくにつれて「やめたくない」という気持ちもあったし、ダンスが好きなので、本当にTOBEに入ることができてよかったです。 星慧音(以下、星):僕は小学生ぐらいの時に、テレビの音楽番組でいろんなアイドルの方が歓声を浴びながら歌って踊っているのを見て、「わあ、すごいな!」と思って。「人を喜ばせることはとても凄いことなんだな」「僕もそうなりたいな」と思って、今ここにいます。TOBEには、母から「オーディション受けてみない?」と言われたのがきっかけで。絶対チャンスだと思ったので応募しました。 近藤大海(以下、近藤):僕は高校2年生の進路を決めるタイミングで、「何しよう?」ってずっと考えていたら、学校の体育の先生に「(TOBEのオーディションを)やってみろ」と言われて、「あ、じゃあ応募します!」と。将来的に親孝行もしたかったので、すごくよかったなって。今幸せだなと思っています。 ――学校の先生から勧められたというのが珍しいなと思ったんですが、「ダンスをやりたい」とか、先生とはもともとそういう話をされていたんですか? 近藤:いや、まったくないです。ただ、「俺が見てきたなかでお前がいちばんかっこいい」って言われて。 全員:お―! 近藤:(笑)。もうずっと言われて、結果こうなったっていう……。本当に恩人だと思っています。 横田大雅(以下、横田):僕は小さい時から木村拓哉さんにずっと憧れていて。木村さんがファンの方々を笑顔にしているのを見て、自分もこういうお仕事でたくさんの人を笑顔にできたらと思って、今ここにいます。 中澤漣(以下、中澤):僕は、ダンスで誰かに感動や勇気を与えられるようになりたくて、この業界に入ろうとチャレンジしました。今はこのメンバーに会えて楽しいし、これから頑張っていこうと思っています。 ――この7人で、と聞いた時はどんなふうに思いましたか? 中澤:不思議と、この7人ならファンの皆さんを絶対に楽しませられるなと思いました。 高田:僕は、家族に恩返ししたいと思ったのが理由です。家族のために何かできることはないかと考えていて、「これだ!」と決めてTOBEに入りました。家族が大好きなので、僕。家族がいるからここまでやってこられたというのもあるし。家族がいるから辛いことがあっても、風邪を引いたりしている時でも、「頑張らないとダメでしょ」と自分に言い聞かせています。 大東:僕は、小さい時からテレビ番組でアイドルやアーティストをよく見ていて、純粋に憧れていました。物心ついた時から憧れが強くて、自分も頑張ってみよう、と。 ――特に憧れを抱いた方はいらっしゃいますか? 大東:もう、いっぱい!(笑)。それこそ、TOBEの先輩方も本当に素敵ですし。最近、北山(宏光)さんのライブにも出演させていただいたんですけど、毎回かっこいい背中を見せてくださるので、学ぶことが多いです。ライブに出させていただいたからにはいっぱい吸収していきたいし、僕たちも気合いがめちゃくちゃ入って。練習も日々頑張れていました。 ――今お話しいただいたように、12月3日、4日に行われた北山さんのコンサート『HIROMITSU KITAYAMA「ZOO」』の神奈川公演で、CLASS SEVENとしては結成後初めてステージに立ちました。これまでにも皆さんは、たとえば6月に有明アリーナで行われた先輩アーティストの単独公演などにも出演されてきたかとは思いますが、今回グループ初のステージということで、何か変化は感じましたか? 髙野:CLASS SEVENとして初めて立つステージということで、みんなの気合いの入り方もすごかったです。リハーサルが始まったのが(本番の)1カ月半前ぐらいからだったんですけど、練習の時から本番までの成長の仕方も本当にすごくて。一度、7人だけで話し合いをしたんですけど、みんなの夢ややりたいこと、今回の北山さんのライブをどのように支えていくのかも話しました。そこで、「もうやるしかないよね」という感じで、みんなで頑張れて。いいものを作れたな、と。 大東:仕事に対する熱量とか、そういったところも今回のライブで成長できたのかなと思います。