おひとりさまは「貯蓄1000万円」あれば老後は安泰? 賃貸でも暮らしていける? 年金・生活費の平均をもとに検証
実際に暮らしていけるかどうかは自身に合わせてシミュレーションが必要
平均的な65歳以上の単身無職世帯の支出と年金収入で計算すると、基本的には貯蓄が1000万円あれば老後は安泰といえそうです。 ただ、実際にはこのシミュレーションよりも支出が多い場合や、収入が少ない場合は多々あります。 例えば支出について、先述のとおり住居費は1万2000円程度で計算しています。仮に賃貸で家賃が毎月6万2000円だとすると、毎月の支出が5万円増えてしまいます。この場合、貯蓄が1000万円あっても13年程度しか対応できません。 収入についても、会社員ではなく自営業者の場合、老齢基礎年金のみとなるため老後に受け取れる年金額は会社員ほど多くはありません。 気になる人は本記事を参考に、実際に自分の場合に暮らしていけるかをシミュレーションしてみましょう。 出典 総務省統計局 家計調査報告〔 家計収支編〕 2023年(令和5年)平均結果の概要 厚生労働省 令和4年度厚生年金保険・国民年金事業の概況 (年金の平均額) 厚生労働省 令和4年簡易生命表の概況 執筆者:FINANCIAL FIELD編集部 ファイナンシャルプランナー
ファイナンシャルフィールド編集部