春高バレー県大会決勝23日 男子は連覇狙う高岡第一と4年ぶり全国目指す富山第一が対戦
春の高校バレー全国大会をかけた県大会の決勝戦が11月23日行われます。 男子は連覇を狙う高岡第一と4年ぶりの全国大会を目指す富山第一が対戦します。 高校バレーボーラーの頂点を決める春の高校バレー。 全国大会への切符をかけた戦いが今年も始まります。 *富山第一 力示夢都主将 「先輩たちが春高に行けていなかったので自分たちの代はしっかり春高に行って恩返ししたい」 4年ぶり8回目の全国出場を目指す富山第一高校。 平均身長は176.6センチ。 高岡第一より2センチ高く、その高さとコンビバレーが最大の武器です。 攻撃の要となるのはセッターの紙屋蒼空選手。 正確なトスワークが持ち味です。 *富山第一 紙屋蒼空選手 「自分に足りなかったのはトスの精度だったと思うので」 全国大会をかけた去年の決勝。 紙屋選手はレギュラーとして出場したものの自分の思うようなプレーができず涙を飲みました。 その悔しさは紙屋選手のバレーボールノートにも記されています。 *富山第一 紙屋蒼空選手 「去年自分の力が出せなくて先輩たちを勝たせられなかった。悔しい思いと申し訳ない気持ち」 2度と悔しい思いはしたくないとこの1年、練習前や空き時間を活用してトスの正確性を磨いてきました。 *富山第一 紙屋蒼空選手 「しっかりスパイカーたちに打たせること。チームに貢献したいと思っている」 そのトスを打ち切るのは、エースの山崎圭稀選手です。 身長は192センチとチーム最長身のミドルブロッカー。 高い打点とスピードを武器に攻撃の中心としてチームを支えます。 *富山第一 山崎圭稀選手 「去年までは引っ張ってくれた先輩がいたが今年は自分たちが引っ張る立場。3年生の周りの人の力も借りてやっていけるようにしたい」 粘りのレシーブに正確なトスワーク、強力な攻撃を武器に4年ぶりの全国大会を目指します。 *富山第一 山崎圭稀選手 「勝ちたいので一つ一つのプレーをしっかり考えてしていきたい」 *富山第一 紙屋蒼空選手 「もちろん優勝して春高で1回でも多く勝つ」 4年連続23回目の全国を目指す高岡第一。 伝統のコンビバレーは今年も健在。 目標は全国ベスト4です。 その高一の絶対的エースはスピードとパワーを兼ね備えた森田悠斗選手。 *高岡第一 森田悠斗選手 「自分が点を取ってチームを引っ張っていけるようにしたい」 最高到達点はチームで最も高い3メートル30センチ。 高い打点からの鋭いスパイクで得点を重ねここまで勝ち上がってきました。 今年1月に開催された全国大会。 インターハイベスト8の宮城県の強豪・東北に対して森田選手が躍動しました。 第1セット序盤にサービスエースをとると・・・ 強豪相手に果敢に攻撃を仕掛けます。 さらに最終セットデュースとなった場面でも。 試合には敗れたもののチームの大黒柱としての活躍を見せました。 *高岡第一 森田悠斗選手 「最後の1点を取ることができなくて負けてしまったので、今年はそこを決めきって勝ちたい」 その森田選手とともに高一の攻撃を支えるのがキャプテンの亀田歩杜選手です。 時間差攻撃などで相手ブロックのタイミングを外して攻撃の幅を広げます。 *高岡第一 亀田歩杜主将 「速い攻撃とか時間差攻撃を使って相手のブロックをずらしたりして点を取りたい」 全国での上位を目指す高岡第一。 多彩な攻撃で富山第一との決戦に備えます。 *高岡第一 森田悠斗選手 「上がってきたボール全部決めて勝ちます」 *高岡第一 亀田歩杜主将 「自分たちは(全国)ベスト4を目指しているのでベスト4けるように頑張ります」
富山テレビ放送