組員を引き連れ司忍組長が自ら動いた…! 六代目山口組のトップが関東を電撃訪問「緊迫の現場写真」
「車が4台入ります!」 9月上旬の黄昏時、横浜市内の一角に野太い男の声が響いた。周囲には警視庁や神奈川県警の捜査官がおよそ20人、警戒にあたっている。警察とヤクザが入り乱れるなか、黒塗りの高級車の車列が姿を現した。降り立ったのは六代目山口組の司忍組長(82)だ。真っ黒なスーツに真紅のネクタイをつけ、その表情は険しい。 【最新近影】すごい…!“穏やかな表情”で髙山若頭を引き連れて歩く司忍組長「オーラ満点」肉薄撮 出迎えの列の先頭にいた六代目山口組の竹内照明若頭補佐(64)が駆け寄ると、それを合図に「おはようございます」「ご苦労様です」の挨拶が飛び交う。そんな中、司組長は竹内若頭補佐に付き添われ、一軒の建物へと入っていった。その中には、六代目山口組の髙山清司若頭(77)が、トップの到着を今か今かと待ち構えていた――。 ◆稲川会トップと六代目山口組トップが邂逅 夕飯の買い物客や帰宅中のサラリーマンが行き交う横浜市の住宅街に、六代目山口組のトップらが集った目的はなんだったのか。 「この日、六代目山口組の二次団体・四代目益田組の山嵜昌之総裁の葬儀が行われていたのです。神奈川県に拠点を置く名門ヤクザの一つで、古くから山口組の関東進出の先兵として存在感を放ってきた。そのトップの葬儀とあって、六代目山口組からは司組長・髙山若頭が直々に弔問に訪れたのです。葬儀には稲川会の内堀和也会長(71)ら、関東で力を持つ組のトップが足を運んでいました」(山口組事情に詳しいジャーナリスト) 司組長はその後、1時間以上にわたり滞在。陽が傾きかけた夕方5時過ぎに斎場から出てきた。後ろに髙山若頭を引き連れ、到着時は強張っていた表情はどこかほころんで見えた。稲川会や親戚・友好団体と斎場内で旧交を温めたのかもしれない。その後、竹内若頭補佐らに見送られると、斎場を後にした――。 有料版『FRIDAYサブスク』ではさらに多くの未公開写真を掲載。さらに今夏に10年目を迎えた「山口組分裂抗争」の行方や、9月9日に宮崎県内で発生した銃撃事件についても詳報している。
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