関東・東京の6校目は中央学院 投手に安定感 センバツ選考経過
◇選抜高校野球大会選考委員会(26日) ◇関東・東京地区の選考経過(6枠) ▽選出校=常総学院(茨城)、作新学院(栃木)、健大高崎(群馬)、中央学院(千葉)、関東一(東京)、山梨学院 【写真で見る歓喜の瞬間】歴代のセンバツ覇者たち 昨秋の関東大会4強がまず選出された。優勝した作新学院は決勝で7連打など打線につながりがあり、主戦の小川哲平が2試合に先発して自責点ゼロと安定感を見せ、投打の充実ぶりを印象づけた。 準優勝の山梨学院は初優勝した前回の甲子園大会からメンバーが入れ替わった若いチームながら、初戦から2試合連続で延長タイブレークを制するなど粘り強さが評価された。 続いて、4強勢でいずれも1年生の石垣元気と佐藤龍月(りゅうが)に完投能力がある健大高崎、強力打線の常総学院が選ばれた。 東京は昨秋の東京大会を制した関東一を選出。畠中鉄心、坂井遼の左右二枚看板に安定感があり、1、2番が打線をけん引する攻撃力も認められた。 関東大会8強では中央学院と桐光学園(神奈川)の評価が高かったが、粘り強く一体感のある中央学院が上位とされた。桐光学園は個々の能力が高く、関東の補欠に回った。 さらに、中央学院と東京大会準優勝の創価との比較で6校目を選考。中央学院はエースの蔵並龍之介とリリーフの颯佐(さっさ)心汰に安定感があり、投打の総合力で創価を上回ると評価された。