島袋将、意地を見せるも一歩及ばず4強入りならず。左太ももに違和感あって「メンタルの部分で難しい試合だった」「[兵庫ノアチャレンジャー]【テニス】
昨年準Vの島袋将は逆転負けで4強入り逃す
「兵庫ノアチャレンジャー」(兵庫・ブルボンビーンズドーム/チャレンジャー100)シングルス準々決勝が11月15日に行われ、島袋将(有沢製作所/世界ランク177位)はユーリ・ロディオノフ(オーストリア/同197位)に7-6(5)、1-6、6-7(3)の逆転負けを喫し、準決勝進出とはならなかった。 【画像】島袋将は惜しくも4強逃す「兵庫ノアチャレンジャー」シングルス組み合わせ 昨年の準優勝者である島袋。今大会1回戦で第8シードのコールマン・ウォン(香港/同159位)を7-6(5)、6-2で、2回戦でリー・トゥ(オーストラリア/同178位)を4-6、6-2、6-2で下して8強入り。 この日は10月後半に韓国・ソウルで行わ汰チャレンジャーで対戦し、6-7(3)、6-7(2)で敗れているロディオノフと対戦となった。 第1セットではテンポの速い攻撃で開始から5ゲーム連取し、スタートダッシュを決めた島袋。だが、「相手もしつこさやサーブも良くなって焦ってしまった」と一気に6ゲームを失ってしまう。それでも再び気持ちを入れ直して、第12ゲームをブレークすると、タイブレークでは1ポイント目でサーブ&ボレーでポイントを奪取。勢いに乗って7-6(5)でセットを奪った。 だが、上海マスターズ予選で負傷した左足を気にしてか、動きが緩慢に。「(怪我した箇所への)ストレスと言うか、違和感があった中でメンタルの部分で難しい試合だった」と第2セットを1-6で落とすと、最終セットも先にブレークされてしまう。 「自分のテニス、勝ちにこだわる姿は相手にもプレッシャーをかけられたと思う」と島袋は、相手のサービング・フォー・ザ・マッチを2度防いで最後まで意地を見せたが、タイブレークでは2-0から一気に突き放されて逆転で敗れた。
Tennis Classic 編集部