城西大7位と波乗れず、櫛部静二監督「想定タイムより各自少しずつ悪かった」
2日の箱根駅伝往路は、青学大が2年連続で制した。3区終了時では3位だったが、4区太田(4年)と5区若林(同)が連続区間賞で、一つずつ順位を上げて逆転勝ち。若林は区間新記録を樹立した。中大は1区吉居(3年)に加え、3区本間(2年)も区間賞を獲得し、2位に食い込んだ。5区工藤(2年)が3人を抜いた早大が3位。大学駅伝3冠を目指す国学院大は6位だった。2区で東京国際大のエティーリ(2年)が区間新をマークし、創価大の吉田響(4年)、青学大の黒田朝(3年)も従来の区間記録を上回った。
7位城西大の櫛部静二監督は「想定タイムより各自少しずつ悪かった」と渋い表情。5区に起用したエース斎藤(3年)が大会1週間前に発熱して1日寝込み、「チームに動揺が走った」という。何とか回復して区間3位にまとめたが、区間新記録を期待していただけに「2分悪かった」。2区のキムタイ(同)も区間10位と振るわず、なかなか波に乗れなかった。