挑戦者グスタボの「テイクダウンをディフェンスして自分が打撃を当てる」に王者サトシは「グラウンドになれば100%極める」【RIZIN.48】
「RIZIN.48」(9月29日、埼玉・さいたまスーパーアリーナ)の追加カード発表会見が8月21日、都内で開催された。 7月28日の「超RIZIN.3」のリング上ではホベルト・サトシ・ソウザ(ブラジル/ボンサイ柔術)にルイス・グスタボ(ブラジル/EVOLUCAO THAI)が挑戦するライト級タイトル戦と井上直樹(Kill Cliff FC)とキム・スーチョル(韓国/ROAD GYM WONJU MMA)によるバンタム級王座決定戦が行われることが発表されたのだが、この日の会見にサトシと井上が登壇。グスタボとスーチョルはリモートで会見に参加した。 グスタボは「今まで自分がやってきた練習はどれだけ辛いものだったかは自分だけが知っている。自分の一つ前の試合も2R激しく戦って手を骨折したりと大変なことが起こった。この試合も素晴らしい試合になる。絶対に勝ってベルトをブラジルに持って帰りたいと思っている。(サトシは)レベルの高い、強いアスリート。柔術がとても強い選手。勝敗のポイントは私がサトシ選手のテイクダウンをどのようにディフェンスして自分が打撃を当てるか。そしてKOできるか。自分はいつも通り前に出るスタイルで戦う。すごいいい試合になる」と打撃での勝利を見据えた。 一方、サトシは「グスタボ選手がどれだけタイトル戦にふさわしい選手かということは自分はよく知っている。すごくいい試合になると思う。でも前からの約束を守ります。絶対にこのベルトを守ります。グスタボ選手はフィジカルが強くて打撃も強く、最後まであきらめない。でも私の打撃も強くなっている。グラウンドになれば100%極める自信がある」とこちらは打撃はもちろんなのだが、グラウンドでの勝利に自信を見せた。
バンタム級王座決定戦で対戦するスーチョルは「命をかけて準備しているので、井上選手も覚悟して準備をしてきてください。井上選手は強い選手だということは知っている。スタミナもあるしフィジカルも強い。でも私は相手の強いところを遮断するのが得意。今回の試合も相手のいいところをすべて遮断して必ず勝利したい」、井上は「タイトル戦なので誇りをもって、気合でも勝ちに行く。スーチョル選手は実績があって結果も残している選手。長い試合も多いのでそこに引き込まれないように、自分の戦いがしっかりできればいいかなと思う」とそれぞれ語った。
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