超稀少「新型ブロンコ」700万と思いきや1500万円!それでも即決したカミナリたくみの男気
車幅は2m超え!自宅の駐車場に入らず...
また、購入を決めたものの、実際に公道を走るまでは車体の大きさと左ハンドルも懸念材料だった。 「新型ブロンコはとにかくでかい。車幅は201cmで、車高が198cmあるんですよ。家の駐車場は事前に測ってたんでいいんですが、事務所のパーキングは入るかなとか、いつも通ってるあの道は大丈夫かなとか、その辺の不安は頭をよぎりましたね」。 結果、大丈夫だと高を括っていた肝心の自宅の駐車場がNGだったというオチ。ジャストフィット過ぎて入らず、3万円の月額駐車場を契約する羽目になった。
左ハンドルの使い心地はというと…。 「左ハンドルに関しては、ぜんぜん大丈夫ですね。運転は左車線なんで、視界が左にあるのは、いろいろ感覚がつかみやすいんですよ。僕はむしろ右よりいいなと思ってます。 難点があるとすれば、駐車券を取るときかな。降りて取るのが面倒だなって思うことはありますが、最近は左ハンドル用もあるので問題なし。 ただ、僕が運転してて、後部座席に座ってた妻に駐車券を取ってもらったら、嫌なため息をつかれたことがあります(笑)」。
ハイオクとレギュラーで馬力が違う!
ガソリンの種類によって馬力が異なるのは、「ワイルドトラック AWD/2023年モデル」の特徴だという。 「このブロンコは、ハイオクかレギュラーかで馬力が違うんです。315と330だったかな。エンジンもV6・2.7リットルで心地いい。とは言いながら、本音を言うと運転してても違いは何もわからない(笑)。マナブは詳しいんで『すげぇ!』って言ってましたけど、僕はとにかく見た目がかっこよければそれで良し! ただ、スピーカーは最高です。重低音の響きも。僕は音楽トラックを自分でつくるのでそれは分かります。最初に聞いたときは感動しましたもん」。
自身のスマホで見せてくれたブロンコのイラスト。「大好きなブロンコのTシャツを着たい!」と息子に言われてオリジナルを製作中だという。そう話しながら、微笑ましい父の顔を見せた。 ◇ 好きが高じ、仕事でもプライベートでも自分で運転することがほとんどだというたくみさん。街でアズールグレーの新型ブロンコを見かけたら、間違いなくここにたくみあり、だ。 数字は公表できないが、ナンバープレートにも深い意味が隠されているので、街中で見かけた人はぜひ、クイズにチャレンジしてみてほしい。きっと、「なるほど~!」と腹落ちするはずだ。 佐藤ゆたか=写真 ぎぎまき=取材・文
OCEANS編集部