超稀少「新型ブロンコ」700万と思いきや1500万円!それでも即決したカミナリたくみの男気
男にとって車は名刺代わり。だから、いい車に乗っている人に男は憧れる。じゃあ“いい車”のいいって何だ? その実態を探るため「俺よりセンスいいよ、アイツ」という車好きを数珠つなぎに紹介してもらう企画「俺のクルマと、アイツのクルマ」。 【写真14点】「お笑い芸人・カミナリたくみ希少アメ車ブロンコ披露」を写真でチェック
■43人目■ 石田たくみさん(36歳) お笑い芸人コンビ カミナリのツッコミ担当。1988年7月6日生まれ、茨城県出身。どつき漫才と軽快な茨城弁を武器に2016年、2017年と2年連続でM-1グランプリの決勝に進出。【YouTube】「カミナリの公式記録」
フォード ブロンコ(ワイルドトラック AWD/2023年モデル)
ブロンコといえば、日本では「アーリーブロンコ」と呼ばれるヴィンテージモデルが人気。製造元の米国自動車メーカー「フォード」が2016年に日本市場を撤退したため、新型ブロンコを目にすることは少なく、最新の2023年型モデルともなれば国内に指で数えるほどしか存在していない。そのうちの1台を所有するのが、たくみさんだ。「ワイルドトラックAWD」はオフロードに特化したグレード。
愛車を手放し、新型ブロンコを選んだ理由
「ブロンコを購入したのは今年5月なんですけど、予定が延びて納車が2カ月遅れの8月になったんです。その理由が、国土交通省の走行テストが終わってないからっていう。2023年モデルは、日本の公道を走ったことがなかったくらい新しくて、僕のブロンコが国内2台目みたいです」。 たくみさんは約3年間、カスタムしたホンダのクロスロードに乗っていた。初めて買った愛車を手放して、なぜブロンコに乗り換えたのか。
「ゴツい系のSUVが好きなんでクロスロードも大好きだったんですけど、子供たちからクレームが入るようになっちゃって……」。 「武骨なSUV車の運転席でタバコをふかす男=かっこいい男」と定義づけてきたたくみさん。子供たちがいない隙を狙っては車内で喫煙する自由を楽しんできたが、家族にとってはぜんぜんクールじゃなかったようだ。 「タバコ臭い!って子供たちに嫌がられたら、さすがに諦めるしかなかったですね……。そうなったら、僕も新しい車の匂いを嗅いでやろうと(笑)。 新車って人生で何度も買えるわけじゃないし、買えるうちに買っておこうっていう思いもありました」。