【速報】「不信任決議に大義がない」岸和田市永野市長が記者会見「きっかけは僕、でも市議会で扱われるのはおかしい」市議会解散に市議ら疑問の声「解散は理解できない」
性的行為を強要したとして女性から訴えられた永野市長の裁判は11月に、解決金500万円を支払うことなどで和解が成立しました。その後、記者会見では「女性と不倫関係にあった」と認めつつも性加害は否定し、所属する大阪維新の会から離党勧告処分を受けて離党しました。
不信任は20対4の賛成多数
これに対し市議会は『市民の代表である議会に対し説明を怠りながら、所属政党には説明するという、市長という公人にあるまじき行為』『庁舎前などでは、市長辞職を求める市民からの声が連日あげられており、まさに岸和田市は、大混乱の異常事態であると言わざるを得ない。その混乱を招いた市長の責任は重大』などとして、20日午前に市長の不信任決議案を提出。採決の結果、賛成20、反対4の賛成多数で可決されました。市長が不信任決議案の可決を受けて、今後の動きに注目が集まっていました。
「議会には冷静に対応してほしかった」
24日午前、永野市長は市議会に「議会を解散する」通知を手渡し、議会を解散しました。これにより、今後40日以内に市議選が行われることになります。 不信任決議で議会から『説明を怠っている』と指摘されたことについて、永野市長は「相手から秘匿を求められていること以外は話しているので、説明責任を果たしていないということはない」と反論。また、『市政の混乱を招いている』と非難されていることについては、「混乱を招いていることは残念だが、混乱は一人でできることではない。議会には冷静に対応してほしいと思った」と述べ、不信任決議を可決した議会の対応について苦言を呈していました。