特別な存在…ペップが“友人”チキの退任を悲しむ 「私の一部が去っていく」
マンチェスター・シティのジョゼップ・グアルディオラ監督が盟友との別れに言及した。 今や強豪クラブとしての地位を確立するシティ。2016年夏のグアルディオラ監督招へいから強豪化が一気に進んだ印象だが、それを裏から支えたのがフットボールディレクター(FD)のチキ・ベギリスタイン氏だ。 現役時代のいち時期を浦和レッズで過ごしたベギリスタイン氏はかつてバルセロナのスポーツディレクター(SD)を務め、そこでグアルディオラ監督と共闘。その縁からシティに誘ったのもベギリスタイン氏とされる。 だが、ベギリスタイン氏は今季限りでシティを離れる運びに。この一報にグアルディオラ監督もやはり思うところがあるようだ。イギリス『BBC』が報じる。 「私の一部が去っていくことになる。私の友人だし、バルセロナとここで最高のチームを作り上げた設計者だ。個人的に彼がいなくなるのをとても寂しく思う」 「彼のおかげで、この仕事をやる上でバランスを保てた。私はエネルギッシュで、負けるとすべてを壊したくなるが、彼はいつも『ひと息つけ』と言ってくれた」 「でも、我々は前に進まないといけないし、クラブも前に進む」 また、今季が契約最終年の去就にも改めて触れ、「ペップがいつ去るかはクラブに選択肢がある。遅かれ早かれ起こることだし、彼らは準備する必要がある。驚きではない。私はそれこそがクラブにとって最善だと確信している。クラブに迷惑がかけようと行動を遅らせることなどない」と話す。
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