〔東京株式〕もみ合い=上値重く(25日後場中盤)
(13時56分)日経平均株価は、後場に入り3万8000円台後半でのもみ合いとなっている。前週末の米国株式が堅調な動きを見せたことに加え、日経平均がレンジ相場の下限である3万8000円台前半近辺にあったことから、朝から景気敏感株を中心に買いが優勢となった。しかし、「上値を追うには材料不足」(国内シンクタンク)とみられ、3万9000円近辺では利益確定の売りに押されている。 (後場寄り)後場の日経平均株価は、前週末比498円23銭高の3万8782円08銭と前場終値からやや上げ幅を縮小して始まった。米株高を受けて朝方から上昇したものの、買い一巡後は利益確定売りなどに押されている。 (前引け)【プライム】午前の日経平均株価は、前週末比584円83銭高の3万8868円68銭と上昇して終了。経済指標を好感し米国株が上昇した流れを引き継いだ。値頃感からの買いも重なり値がさ株の上昇が指数をけん引、一時3万9000円台を回復した。東証株価指数(TOPIX)は、27.61ポイント高の2724.14で終了した。 72%の銘柄が値上がりし、24%が値下がりした。出来高は9億1131万株、売買代金は2兆1473億円。 業種別株価指数(33業種)は医薬品、精密機器、陸運業などが上昇。下落は鉄鋼、海運業のみだった。 【スタンダード】スタンダードTOP20は続伸。出来高2億3605万株。 【グロース】グロース250とグロースCoreはともに反発。 (9時55分)日経平均株価は寄り付き後も上げ幅を拡大、一時前週末比700円超上昇し取引時間中としては15日以来となる3万9000円台を回復した。 ダウ工業株30種平均が最高値を更新するなど、前週末の米国株式が堅調な動きをみせていたことから幅広い銘柄に買いが入っている。 日経平均は前週1週間で300円超下落していた。「日本株の重し」(大手証券)となっていた日米の長期金利が小幅ながら低下したことも買いにつながっているようだ。 (寄り付き)午前の日経平均株価は、前週末比396円08銭高の3万8679円93銭と上昇して始まった。前週末の米国株式が上昇したことを受けて、買いが優勢となっている。