奪い合い、秋!?自民党総裁選の裏でうごめく人間ドラマを記者が徹底解説!
YouTube「選挙ドットコムちゃんねる」では、毎週選挙や政治に関連する情報を発信中です。 2024年8月30日に公開された動画のテーマは「自民党総裁選に続々立候補表明 展望は?」 産経新聞デジタル報道部政治担当デスクの水内茂幸記者と、朝日新聞の前政治部長の林尚行氏が初登場。野党時代の自民党・谷垣総裁時代に番記者としてご一緒されたお二人は、「立候補は7~8人」という読みで一致します。水面下の争いについて、阿吽の呼吸で解説いただきます! 【このトピックのポイント】 ・立候補者数は最多!自民党総裁選の水面下の争いは? ・出馬表明が早いとどんなメリットが? ・結局何人が立候補しそう?政策論争への期待
かつてない人数の自民党総裁選 水面下の争いのメカニズムをご紹介!
9月12日に告示、9月27日投開票の自民党総裁選。収録時点ですでに会見を開いた方が4名、ほかにも会見予定が示されています。 水内茂幸氏「かつてないぐらいの人数の多さですよね。これまで最高に立候補したのが5人だったので、明らかにそれを超えるでしょう」
はっきり出馬を宣言する場合と、「出馬に意欲があります」では段階が違う、ということに注意を示す水内氏。 水内氏「出馬しますという場合は、20人の推薦人をきっちり集められていて、明日告示日でも大丈夫だと言うパターン」 MC伊藤由佳莉「意向を表明しているか、出馬を表明しているか、一言入るかで段階が全然違うんですね」 取材からも、小林鷹之氏、石破茂氏、河野太郎氏は、推薦人20人を確実に集めているだろうと予想する水内氏。これから会見するグループでも、小泉進次郎氏、茂木敏充氏はほぼ確実と見立てています。 MC伊藤「推薦人が確保できているか、判断基準はどう違うものですか?」 林尚行氏は「いくつかのフェーズがあって」と切り出します。 林尚行氏「一つは本人が集まっていると言い張っている。続いて周りで実際にその人を担ごうとしている人が、人集めをしている人からの情報。それらを総合的に各社の政治部が判断して、(人数が集まっていると)認定する人は、これから会見組に入ってくることになります」 水内氏が例に挙げたのは、産経新聞の読者に期待が高いという青山繁晴氏。青山氏が出馬表明済みのグループに入っていくためには、「推薦人を了承している人が、取材の中できっちり浮かびあがってくる」と解説します。 林氏は、茂木氏を例に補足します。 林氏「茂木さんは会見の日程が入っていないですよね。水内さんが大丈夫っていうのは、茂木さんの推薦人になるであろう人たちからも取材をしていて、大丈夫だという感触が、20人を積み上がっていた結果」