HDMI Ver.2.2が策定、帯域幅が96Gbpsに拡張
HDMI Forumは1月7日(火)、映像伝送規格「HDMI」の最新版となるバージョン2.2を発表した。2025年上半期初頭より採用企業で導入可能としている。 HDMI 2.1で48Gbpsだった帯域幅が96Gbpsにまで拡張。現状の8K/60Hzよりもさらに高い解像度とリフレッシュレート、例えば12K/120Hzなどをサポートする。AR(拡張現実)やVR(仮想現実)といった没入型コンテンツに加えて、医療用画像処理やマシンビジョンなどでの活用も見込まれるとしている。 映像と音声の同期精度を高めるLatency Indication Protocol(LIP)を実装。音声機器を複数接続した環境での同期性を向上させた。 新規格に対応する「Ultra96」ケーブルも流通が始まるという。
デジカメ Watch,本誌:佐藤拓