ヤンキースがベリンジャー獲得を正式発表 カブスからトレード ソト残留失敗も着実補強
ヤンキースは17日(日本時間18日)、カブスの主砲コディ・ベリンジャー外野手(29)をトレードで獲得したと正式発表した。右腕コディ・ポティート(30)との交換で、カブスはヤンキースに500万ドル(約7億6000万円)を支払う。 【写真あり】大谷翔平がデコピンとともにニューバランス社訪問 ベリンジャーは、2017年にドジャースでメジャーデビュー、その年39本塁打を放ち、OPS・933を記録してナ・リーグ新人王に輝いた。19年には打率・305、出塁率・406、長打率・629、47本塁打の成績でナ・リーグMVPを受賞した。 しかし、20年の新型コロナによる短縮シーズンから、打撃成績が急低下。オフシーズンに肩の手術が必要となるケガも負い、続く2シーズンではOPS・611と低迷した。 23年にカブスと1年契約を結び、同年に打率・307、出塁率・356、長打率・525、26本塁打、20盗塁を記録し、ナ・リーグのカムバック賞を受賞。そのオフに3年総額8000万ドルの契約でカブスと再契約した。しかし24年シーズンの今季は再び打撃成績が低下していた。 ヤンキースはFAとなったフアン・ソトの残留を目指していたが、争奪戦に敗れメッツに移籍。それでもブレーブスをFAとなった先発左腕マックス・フリード、ブルワーズからトレードでクローザーのデビン・ウィリアムズを獲得するなど、ソト資金を有効に使い着実に補強を進めている。