田中真紀子氏「今の代表はズレすぎている」少数与党での政権運営に「長く続くと思いません」
元外相の田中真紀子氏が11日、日本テレビ系「情報ライブ ミヤネ屋」(月~金曜午後1時55分)に生出演。少数与党での政権運営について言及した。 田中氏は「結論として、長く続くと思いませんし、続けられないと思います」とキッパリ。「今の日本の有権者の中で8割は戦後生まれですし、価値観も多様化している。政策ごと、政治そのものなど、政治に対する期待感が変化してきている。それに対して、今の代表はズレすぎているのではないか」と推測した。 MCの宮根誠司が「具体的にどこがズレている?」と尋ねると、田中氏は「支持者の方には失礼な言い方になるかと思って、言葉遣いをぶった斬らないように…抑えて申し上げますね」と笑顔。「先日、トランプ大統領が選ばれて、その後お電話をした後の会見でおっしゃった言葉『本音で話ができる印象を持った』と言いました。あの手の会話は儀礼的。通訳を入れて5分であれば、本人が話すのは1分半か2分。会ったこともない人に本音で話す印象なんて持つのかしら」などと語った。 さらに「本音、本音という言葉が政治家から出てくることがびっくり」とコメント。「石破さんは表情を見ても本音を言わないで、様子を見る人なのかなと。政治家のトップとしては好かれませんね」と言及した。