大ヒット映画「バービー」続編の契約交渉前進か ガーウィグ監督がワーナーに構想提示
2023年の大ヒット映画「バービー」のグレタ・ガーウィグ監督(41)と同じく映画監督で恋人のノア・バームバック(55)が再びタッグを組み、注目される続編の構想をすでにワーナー・ブラザースに持ち込んでいることが分かった。米芸能誌「ハリウッド・レポーター」が13日伝えた。 ワーナー・ブラザースの映画史上歴代1位となる興行収入14億ドル(約2150億円)を達成した「バービー」の続編について、ガーウィグ監督は今年3月、米誌「タイム」とのインタビューで、「もし新たな底流が見つかれば、その波に乗るし、もし見つからなければ、それ以上はない」と語っていた。 ハリウッド・リポーター誌は有力な情報筋の話として、ガーウィグとバームバックの両監督がすでに〝新たな底流〟を見つけ、それに基づいて続編の構想を考案し、シナリオの〝初期段階〟ではあるものの、ラフなあらすじにたどり着いたとし、ワーナーとの契約交渉が進展するだろうと報じた。 契約が成立すれば、脚本を書き上げ、その後のスケジュールを組むことになるが、バームバック監督は現在、豪華キャストをそろえたネットフリックス製作の映画のポストプロダクションに取り組んでいる。 来年公開予定のこの作品(タイトルは未定)には、女優として出演するガーウィグの他、ジョージ・クルーニーやアダム・サンドラー、ローラ・ダーン、ビリー・クラダップ、ライリー・キーオ、ジム・ブロードベントらが顔を合わせる。 また、ガーウィグは自身がメガホンをとるネットフリックス製作の「ナルニア国物語」の再映画化に向けて現在、準備に当たっているという。クランクインするのは来年7月と報じられている。そのため、全て順調に進んだとしても、「バービー」の続編が実現するのはまだ少し先のようだ。
東スポWEB