ふるさと納税新制度に異論 泉佐野市が会見(全文3)ふるさと納税の縮小が目的なのか
他の自治体はどういうことを言ってきているのか
関西テレビ放送:指定されないかもしれないから、今のうちにやっておこうっていうふうな考えは、じゃあないっていう。 阪上:そうですね、まったくそれは考えていません。当然これ、われわれはルールの範囲内でこの3月というか、これまでずっと取り組んできた。11月で線引きされて、法律があとから出てきたということですけれども、われわれはそういう遡及的な判断、ことを国がするっていうことはあり得ないというふうに考えておりますし、われわれは当然の権利と、当然というか、権利として申請をして、この指定を受けるっていうことは頭の中にはありますので、そこはおっしゃられたようなことを考えてキャンペーンをやったっていう事実はまったくないですね。 関西テレビ放送:あとすいません。ほかの自治体は具体的にどういうことを言ってきているんですか。 阪上:ほかの自治体? 関西テレビ放送:コミュニケーションを取っているっていうお話があったと思うんですけど、ほかの自治体は泉佐野市さんに対してどういうことを言ってきているんですかね。 阪上:総務省に対して? 関西テレビ放送:総務省に対して。 阪上:かなり応援いただいている自治体は多いですね。やっぱり一生懸命頑張っている自治体さんは、抱えている問題っていうのもやっぱり共通ですので、われわれは出ていけないけれども、代わりに言ってくれてありがとうって言ってくださる自治体さんの担当者の方もいらっしゃいますし、おまえらだけ矢面に立たせてわりいな、っておっしゃっていただける方もいらっしゃるし、さまざまな応援をいただいているっていうような状況はあります。 関西テレビ放送:最後に1点。結局どんな形で申請を。もう完全にルールを守る形で申請をされたと思うんですけれども、それによって自分たちで申請書を書いてて、これ、やっぱり寄付が集まらないだろうなっていう感覚になっているのか、指定された場合の今後、これはどういうふうになりそうですか。 阪上:もしものお話なので、正確なご回答はできないかもしれないんですけれども、返礼品に関してもやっぱりかなり、先ほど申し上げたような厳しい状況にありますので。というか、想定していたものよりも厳しい内容にはなっています。ですので、もう返礼品の数とかでいうと、もう本当に半分以下になるでしょうし、寄付金額でいうと本当にもう100分の1とかっていうような状況になってしまうんじゃないかなっていうふうには懸念しています。 司会:【サカモト 00:49:06】さん、以上でよろしいですね。そうしましたらそのほか。真ん中、前から3番目の男性の方、どうぞ。