堂本剛「世の中や世界に何か自分の愛や優しさをつなげることができたらなと思っていた」 チャリティーコンサートに参加
俳優の岸谷五朗(60)が1日、東京・日本武道館で、チャリティーコンサート「Act Against Anything VOL.3『THE VARIETY 29』」に.ENDRECHERI.(堂本剛、45)、寺脇康文(62)らと出演、総勢24人の異業種エンターテイナーが一致団結して唯一無二のショーを届けた。
同コンサートは1993年に岸谷の呼びかけにより、エイズ啓発を目的で誕生した「Act Against AIDS『THE VARIETY』」を、2020年12月から貧困、難病、教育問題など多くの困難に立ち向かう子どもたちへの支援を目的とし、名を改め新たにスタートしたもの。今回で3回目の開催となり、4年ぶりに日本武道館に戻ってきた。 終演直後の囲み取材で岸谷は「4年前の武道館は無観客。今思うと相当悔しい思いをした。今日はお客さまの顔が見えて本当に幸せでした」と感慨深げに語った。 今回初参加で.ENDRECHERI.として出演し、3曲披露した堂本は「世の中や世界に何か自分の愛や優しさをつなげることができたらなと思っていても、どうしたらそれが実行に移せるのか分からない」と吐露。続けて「それをアクションをしてくださる方がいらっしゃることで架け橋が広がっていくと思う。呼んでいただけたことを本当にうれしく思っています」と岸谷に感謝の思いを伝えた。 寺脇は「武道館は客席が近くて温かい雰囲気になるんです。最初から、お客さまが力を与えてくれて出だしからウルッとなりました」と振り返った。 来年への意気込みを聞かれた岸谷は、準備することが「本当にキツいんです」と言いながらも「今、本当に世界の情勢を見ていると、子どもたちの泣き顔だらけ。こんなことで自分がくじけていちゃいけないなと思う。そんなことを踏まえながら、また画策したい」と決意表明した。
中日スポーツ