「ザ・ノース・フェイス パープルレーベル」の、単品使いもできるミニバッグが2つくっついた珍しい形のショルダーバッグをどう使いこなす?
外出する機会が多くなったからか、休日は“手ぶらスタイル”が人気急上昇中。それゆえ、必要最低限のモノを持ち運べて、なおかつ両手がフリーの状態で過ごせるショルダーバッグが注目されています。 【下部のポーチを単体で使用したイメー】 そうした流行の中で、「これどうやって使うの?」という斬新なデザインのバッグを発見! それは、THE NORTH FACE Purple Label(ザ・ノース・フェイス パープルレーベル)の「Mountain Wind Sling Bag」(2万2000円)です。 パッと見はショルダーバッグのベルトだけで構成されているようなデザインながら、収納力もあり、仕分けもできる優れモノ。機能性を備えながらコーディネートのワンポイントにもなる新感覚のバッグに注目です。
使い勝手は申し分なし!シンプルな着こなしのアクセントにもひと役買うショルダーバッグ
ちなみに、ザ・ノース・フェイス パープルレーベルとは、ザ・ノース・フェイスと“心を満たすライフテックウエア” のコンセプトを掲げるnanamica(ナナミカ)によるコラボレーションラインです。 ビンテージのテクニカルパックのショルダーハーネスから着想を得たデザインが特徴の「Mountain Wind Sling Bag」。背負うというよりは、“着る”ような感覚で取り入れられるアイテムです。容量を増やして手ぶらスタイルで過ごせるのはもちろん、サブバッグやファッションのアクセントとしても使える多機能ぶり。 フロントのデージーチェーンベルトには、取り外し可能なサイズ違いのポーチが付属。仕分けができる上に、背負ったままでもアクセスできるので、使用頻度の高いアイテムを収納するのがおすすめ。 参考までに、実際の使用例を紹介します。上部の縦長のポーチには、スマホ、モバイルバッテリー、コード、そしてサングラスを収納。下部のポーチには、イヤホンと交通系ICカードを収納したコインケースを入れています。二つのポーチにはそれぞれカラビナがついているため、コードやストラップを取り付ければネックポーチに早変わり! 背面には3連のファスナーポケットがあります。上部には汗拭き用のタオル、中央部には汗拭きシートと携帯用のデオドラントスプレーや日焼け止め、下部には小さいペットボトルを収納。マチ幅があるので見た目以上に荷物を持ち運べます。 実は、三連ポケットの裏側にはさらにファスナー付きのポケットが設けられています。また、ななめ掛けタイプなので、背負ったままでも簡単に前に持ってくることができます。 背負っているときは背中に密接するので、貴重品を収納しつつ、扇子など長いモノも入れて持ち歩いてました。また、キーフックは取り出しやすいようにバッグ下部に装備されています。両サイド共にダブルジップ仕様になっているため、右掛けでも左掛けでもストレスなくアクセスできます。 なお、フロントのポケットを全部外せばかなりスッキリした印象になります。厚みのあるしっかりした作りのショルダーハーネスにはワンタッチで取り外しができるバックル付き。背負い心地と着脱のしやすさを兼ね備えた機能性もポイントです。 たて糸にリサイクルポリエステル、よこ糸にはポリエステルウールの混紡糸を使用した“ポリエステルウールリップストップ”を採用。 ヴィンテージのミリタリー調の雰囲気が良い感じです。また、環境に配慮したフッ素系化合物を使用しないPFCフリーのはっ水加工を施すことで機能性もUPされています。 また、ショルダーハーネスは長さ調整ができるので、フリースなどボリュームアウターの上から身につけるのにももってこい。これからの季節にもうってつけですね。 * * * バッグのデザインってちょっと出尽くした感がありますが、今回のような珍しい形のモノを見つけたとき、「どうやって使おうか」と、思わずテンションが上がります。 ザ・ノース・フェイス パープルレーベルらしい、機能性とおしゃれさを融合させた新感覚のバッグに注目してみてください!
<取材・文/宇田川雄一 取材協力/nanamica>