ジョコビッチ「まだ何年も」現役で 新シーズン前に抱負
【AFP=時事】男子テニスのノバク・ジョコビッチ(セルビア、37)は29日、新シーズンの開幕を前に「まだ何年も」現役を続ける意向を示した。 【写真】ブリスベン国際の会場で練習するジョコビッチ 昨季のジョコビッチは四大大会(グランドスラム)優勝を逃し、金メダルを獲得したパリ五輪での1勝にとどまるなど、自身の基準からしたら不本意なシーズンを送った。 今週出場する開幕戦のブリスベン国際に向けた会見で、ジョコビッチは「良いシーズンのスタートを切りたい。すべての大会でより安定感を高めていきたい」とコメント。新シーズンは昨季より出場する大会数を増やすとし、現在7位まで落ちている世界ランキングも「あるべき場所」まで上げたいと意欲を口にした。 今年はラファエル・ナダルとアンディ・マレーの2人が引退し、2022年に現役を退いたロジャー・フェデラーを含めた他の「ビッグ4」の盟友が一人もいない状況で迎える初めてのシーズンにもなる。 来年5月には38歳を迎えるが、「今の感じなら、まだ何年も強く続けられると思う」と話し、どれだけ自身のモチベーションが続くかは「予測できない」としつつ、「今もこのスポーツを愛しているし、戦うことが大好きなのに変わりはない」と語った。【翻訳編集】 AFPBB News