ドラフト指名の社会人No.1＆高校No.1左腕 吉田聖弥投手と高橋幸佑投手の意外な共通点とその急成長に迫る！
「とある妄想しがちなファンのドラゴンズ見聞録」 CBCテレビ「サンデードラゴンズ」（毎週日曜日午後12時54分から東海エリアで生放送）を見たコラム 【動画】最終戦で田中幹也が見せた気迫のダイビングキャッチがこちら【2分10秒～】 今回のサンドラは、ドラフト2位指名の社会人ナンバーワン左腕・吉田聖弥投手とドラフト5位指名の期待の高校生左腕・高橋幸佑投手の特集。もし生まれ変わったら「鳥になりたい」と不思議な一致を見せた二人の左腕の意外な共通点にも注目です！それでは早速振り返る。
度重なる怪我から変わったキッカケ、急激な進化に驚くチームメイト
ドラフト2位指名の吉田投手は、最速149キロのストレートとチェンジアップが武器。持ち味の投球術を使って打者を抑えたいと語る。 佐賀県唐津市出身で小学校3年生の時に野球を始める。高校卒業後は西濃運輸で野球を続けた。しかし、度重なるケガに悩まされ「引退」の二文字が浮かぶ状況となっていた。 吉田投手：「治ってもすぐ怪我をしてという状態だったので、『野球を辞めたいな』と思う時期が続いて、苦しかったですね。」 そんな吉田投手を救ったのは、堀田晃コーチだった。 堀田コーチ：「本当にもったいなかったので、自分一人のためじゃなくて今まで応援してくれた人たちのために頑張ってみなさいと伝えた。」 吉田投手：「自分の脳裏に色んな人が浮かんできて、その人たちのために頑張ろうと思いました。」 コーチと吉田投手は二人三脚でフィジカル強化に取り組むと、球速も138キロから149キロへと飛躍的に進化を遂げエースへと成長した。そのパワーもあって、西濃運輸を今季の都市対抗野球でベスト4まで導いた。 「自分がこのチームを引っ張ろうという思いというか、自分がチームの先頭に立って絶対やってやるという思いでやってきた。」 チームメイトも、「今年に限ってはチームとして頼もしい存在だった」「1年で一気にドラフト2位に選ばれる選手になるんだと驚いた」など身近でみていても急成長ぶりに驚きを隠せない様子だった。 「自分的に本当にしんどかった1年だった。色んな方に応援されて、支えてもらったときのことがすごく込み上げてきた。」 ドラフト指名での涙は、その全てが詰まって溢れたのだろう。 「自分が投げた試合は概ね勝っているだったりとか、色んな要素があっての勝てる投手になりたいと思います。」 挫折を味わった故の、勝ちに対する信念を込めた言葉だった。
