「イタリアの宝石」モニカ・ベルッチ、セクシーすぎる美脚を惜しみなく披露!
お嬢さん2人は高齢出産ですね。これは意識的な選択でしたか?
ええ、ディーヴァは40歳、レオニーは45歳で生みました。リスクは大きかったので見習わないで欲しいです。いずれにせよ、これより早くは産めませんでした。仕事も忙しかったしあちこち旅行していましたし! とにかく時間が足りなかったんです。思い立ったらリュックを背負って、ひとりでふらっと旅に出るのが好きでした。自分のことを知っているので、こうした仕事の経験を積まずに出産したら、自分のなかで不満を溜めただろうし、良い母親になれなかったかもしれません。子どもを授かろうと決めてから授かったことで、子どもにかまける時間は心からの喜びとなりました。自分が犠牲になっているとは決して感じません。フランスの哲学者、エリザベット・バダンテールが最新作『Messieurs, encore un effort ......(殿方、まだ努力が足りません)』(Flammarion刊)でいみじくも語っている通り、女性は進化しましたが母親の地位は向上していません。出生率の低下は家事労働の負担が大きすぎるからです。それ以外、成績優秀で、男子よりも優秀なことも多い女子が、社会に出るとキャリアが望めないことはどう説明するのでしょう。働く母親になるのはとても大変なことです。出産して3ヶ月後に仕事復帰する若いお母さんが大半です。私は高齢出産したことでそれを免れました。可能な限り撮影現場に子どもたちを連れて行きましたし、それができる職業でした。でもそれは恵まれているからです。ディーヴァはしょっちゅう移動をし、転校も頻繁でした。それでも常に子どもといました。離れている時間をできるだけ短くしようと心がけました。子どもの世話をする時間は決して無駄ではありません。絶対に! なぜならいつかは子どもたちは巣立ち、自分の人生を歩み始めるからです。それが健全で、あるべき姿ですが、なかなか難しいですね。まだ子どもたちと一緒の時間があることを神に感謝しています。