「プライド捨てるにもプライドが要る」キムタク愛強すぎ芸人・元木が語る『プライド』の魅力
愛する人が「いなくなる」ことを恐れる男。一方で、愛する人をずーーっと「待つ」女。 そんなふたりが出会い、徐々に惹かれあっていくが、お互い恋に踏み出せないでいた。 そんなとき、ハルがある提案をする。彼氏が帰ってくるまでの期間限定の恋をしよう、と。 本気になってはいけない、ゲームのような恋。これならお互いにとって好都合だと、ふたりの関係が始まる。 しかし、相手の強さを知り、弱さも知っていく中で、互いのことを知れば知るほど、惹かれあっていってしまう。 ゲームの恋のはずなのに……。 一夜を共にし、もう「彼氏、帰ってこなくていいじゃん!」というタイミングで、なんと彼氏が海外で成功して帰ってくるのだ(笑)! ちょ、待てよー! 帰ってきたー!!
「帰ってきたら終わり」という約束だったふたりは、別れることに。 しかし、ヒロインは昔の彼を愛そうとするもうまくいかず。ハルもヒロインを忘れられず……。 あることがきっかけでハルはヒロインの彼氏をボコボコにしてしまい、なんと留置所に入ることになってしまうのだ。 ここからは、怒涛の展開が待ち受ける。 ・なぜ彼を殴ったのか!? ・チームはリーグ優勝できたのか!? ・2人の恋の結末は!? ネタバレはここまでにして、続きはぜひドラマを観ていただきたい。最終回は激アツ展開だよ! ドラマから名言も生まれた。 「プライドを捨てるのにも、案外、プライドが要るんだよ」。 まさにその通り!
個人的な話になるが、私はドラマのヒロインと同じように“待つ”経験をしたことがある。 私がまだ20代前半の頃、日本に語学留学に来ていた女性と交際していた。しかし、母国に帰ることになり、遠距離恋愛に。 当時は私も気持ちが若く、遠距離でも何とかなると思い、お金を貯めたり、漠然と「結婚したい」と言ってみたり。ただただ好きな気持ちでガムシャラだった。 結果、相手のご両親の反対もあり、失恋。 なかなか忘れることができなくて、ぶっちゃけ新しい恋が始まるまでかなり長い期間忘れられなかった。 彼女は『冷静と情熱のあいだ』という映画が好きだった。 劇中で恋人同士のふたりが、何かあっても彼女の30歳の誕生日にフィレンツェの大聖堂で待ち合わせるという約束をする。そしてふたりは出会い……という素敵なストーリー! この映画をふたりで見たとき、僕も彼女と同じ約束をした。必ず彼女の30歳の誕生日の2月1日に、フィレンツェに行くと心に決めた。 これは本当の話だ。実話である。 別れたけど、彼女が30歳の日、必ず会えると待ち続けた! 希望を持った! しかし数年経ち……、実際にフィレンツェに行ったかは、想像にお任せする(笑)。 だけど、しっかり数年待ったし、本気でパスポートを取ったし、このドラマのヒロインの気持ちはかなりわかります! 待ってる人も、不器用な恋をしている人にも、オススメのドラマです☆ 最後は、恒例のものまね講座。キムタクドラマ初! ええ!? 「人」以外にキス!? 「最終回 ホッケーリンクにキスする木村拓哉」をお届けします☆