近畿の社長年齢、過去最高を更新 60.1歳、企業後継者選び課題
帝国データバンク大阪支社は、近畿の社長の平均年齢が過去最高を更新し、60.1歳となったと発表した。府県別では、和歌山が61.3歳で最高だった。企業の持続可能性の観点から、後継者を早めに選んで育成し、事業承継に取り組むことが課題となっている。 2023年12月時点の近畿企業約13万社の社長に関するデータを抽出し、集計した。22年と比べると0.2歳、1990年比では5.8歳、上昇した。近畿の府県別では、滋賀が59.6歳で最も若かった。大阪は59.7歳、兵庫は60.4歳、京都は60.5歳、奈良は60.6歳だった。 業種別では「不動産」が61.4歳で最も高く、「製造」が61.2歳。