風俗スカウト幹部ら4人再逮捕 売春の収益受け取り容疑 警視庁
売春の収益と知りながら金を受け取ったとして、警視庁と大分県警の合同捜査本部は11日までに、組織犯罪処罰法違反(犯罪収益収受)などの容疑で、スカウトグループ「アクセス」幹部の遠藤和真(33)、スカウトで大学生の田中優音(21)=東京都町田市鶴川=両容疑者ら男4人を再逮捕した。 田中容疑者ら3人は容疑を認め、遠藤容疑者は否認している。 同庁保安課によると、アクセスはSNSで女性を勧誘し、全国の風俗店に派遣。女性に払われる報酬の15%を紹介料などとして店側から受領し、計数億円を得たとみられる。 紹介料などは遠藤容疑者が現金で回収し、田中容疑者らスカウトに分配していた。女性が店で働く間は紹介料が入り続ける仕組みで、計約1000万円を受け取ったスカウトもいた。 田中容疑者の再逮捕容疑は3~4月、売春で得た金と知りながら、大分県別府市のソープランドへの紹介料などとして、約28万3000円を受け取った疑い。