センバツVエース、健大高崎の佐藤龍月「代打でベンチ入りしたい」手術の左肘回復は順調【高校野球】
今春のセンバツで優勝した健大高崎(群馬)の最速146キロ左腕、佐藤龍月投手(2年)が18日、取材に応じ、今年8月末に受けた左肘のトミー・ジョン手術からのリハビリが順調と強調した。また、出場がほぼ確実の来年センバツに向け「代打の枠で野手としてベンチ入りしたい」と意欲を見せた。12月からランニング、バットスイングを始めていて、2月に打撃練習も再開するという。 少しずつ痛んでいた左肘が、今年夏の群馬大会で限界に達し、夏の甲子園はベンチを外れて、手術に踏み切った。経過は良好で「今まで見たことがないぐらいの早い回復といわれました」と主治医も驚く復調ぶり。投球は4月に全力投球が目標。リハビリメニューで柔軟性を高めながら、けがの一因ともなったフォームも見直して、完全復活しての高卒プロ入りを目指す。
中日スポーツ