森泰斗騎手が引退、次回の第9回船橋競馬がラスト騎乗 17年ヒガシウィルウィンで東京ダービー制覇
◇15日 公営・船橋の森泰斗が電撃引退を発表 千葉県競馬組合は15日、船橋競馬所属の森泰斗騎手(43)が次回の第9回船橋競馬(25~29日)での騎乗をもって引退すると発表した。12月16日には、船橋競馬場で引退セレモニーが行われることも併せて発表された。 同騎手は1998年4月18日に、宇都宮競馬場で足利競馬所属としてデビュー。2000年にいったん騎手免許を返上したが、翌年に再取得した。03年に足利競馬が廃止されたことにより宇都宮競馬へ移籍したが、05年には宇都宮も廃止となり現在の船橋競馬へ所属を変更した。15年に初の全国リーディングジョッキーに輝き、16、19、20、21年と計5度のリーディングを獲得。17年にはヒガシウィルウィンで東京ダービーを制覇し、ダービージョッキーの仲間入りを果たした。今年も277勝を挙げ、首位を快走している。11月15日現在、地方競馬の通算成績は2万8267戦4431勝で重賞71勝。JRAの勝利数は11。
中日スポーツ