東京電力元会長・勝俣恒久氏死去 84歳 福島第一原発事故時に会長、対応当たる
東京電力ホールディングスは10月31日、公式サイトで元会長の勝俣恒久氏が10月21日に亡くなっていたことを発表した。84歳。 同サイトには「訃報」と題された文書が公開され、「当社元会長勝俣 恒久(かつまたつねひさ)氏(84歳)は、10月21日、逝去いたしましたのでお知らせします」と報告。続けて「なお、葬儀は故人の遺志により、家族葬にて執り行われました。また、『お別れの会』の予定はございません」と伝えた。 同文書の最後には、「報道関係の皆さまへのお願い」と「ご遺族へのお問い合わせは、ご遠慮いただきますようお願い申し上げます」と注意がきが記された。 勝俣氏は、東京電力の社長や会長を務め、2011年の福島第一原子力発電所事故時は、会長として対応に当たった。