MLB=大谷が3回目のMVP満票受賞、指名打者専任は史上初
[21日 ロイター] - 米大リーグ(MLB)は21日、今季のリーグMVP(最優秀選手)を発表し、ナ・リーグでは大谷翔平選手(ドジャース)が3回目の満票受賞を果たした。また、指名打者(DH)専任として史上初の選出となった。 受賞はア・リーグのエンゼルスに所属していた昨年に続き2年連続で、両リーグでの受賞は史上2人目。 ドジャースからのMVPは2019年のコディ・ベリンジャー以来で史上13人目。複数球団での獲得は史上6人目、2年連続のリーグMVP獲得はミゲル・カブレラ(12、13年)以来となった。 昨年に右肘を手術し、ドジャース1年目の今季打者に専念した大谷は、MLB史上初となる「50本塁打・50盗塁」を達成。54本塁打と130打点でリーグ2冠となったほか、打率3割1分、59盗塁を記録した。出塁率(3割9分)と長打率(6割4分6厘)もリーグトップだった。 ア・リーグからはアーロン・ジャッジ外野手(ヤンキース)が2年ぶり2回目の選出。今季は158試合で打率3割2分2厘、いずれもリーグ最多の58本塁打、144打点を挙げた。ヤンキースの選手が満票で選出されたのは、1956年のミッキー・マントル以来で史上2人目。