【脱ダサ部屋】お金をかけずに「おしゃれな部屋!」と思わせる3つのルール
家をおしゃれにしたいけど、お金に余裕もないし、センスも不安だし、何から始めたらいいのかわからない…。結局いつもと同じ、代わり映えのしないイマイチな部屋になっていませんか? 『センスがなくてもできる!ダサ部屋 → “あか抜け部屋”に見せる、モノの飾り方』を見る 4000人以上にノウハウを伝えてきたという人気インテリアコーディネーター・荒井詩万さんの著書『今あるもので「あか抜けた」部屋になる。』から、余計な買い足しをしなくても部屋をおしゃれにアップデートするワザをご紹介します!
【部屋の印象を変える法則】 《ルール①》入口の対角に何を置くかですべてが決まる
部屋の入口からいちばん遠い対角にあるモノで、部屋の第一印象が決まる。 ワンルームだから、せまいから、賃貸だからと、部屋のことをあきらめモードになっていたら、それはとても損をしています。 長年、個人邸のインテリアコーディネートをしている私が断言しましょう。あか抜けているかどうかは、住んでいる部屋の条件と関係ありません。今あるモノで部屋があか抜けるルールのご紹介です。 ひとつめは、もっとも大切なルールといっても過言ではありません。それは部屋の入口からの対角線を意識することです。 部屋はドアを開けたときに、「まず何が見えるか」ですべての印象が決まります。 ですから、部屋の入口から奥に向かう対角線を意識して、家具を配置したり、小物を置いたりしましょう。 なぜ対角線なのか? それは人の目線に答えが隠されています。
たいていの部屋は四角。入口のドアの対角が、入口から見ていちばん遠い場所です。 人はある空間に入ったとき、無意識にいちばん遠い場所に目を向けるといわれています。 これは人間の本能で、ここは安心して過ごせる部屋なのかどうか、広さや状況を把握しているのです。 なので、ぱっと目につくこのスペースしだいで、部屋のすべてが決まってしまいます。逆にいえば、ここさえきれいにしておけば、きちんとした部屋という印象が残るのです。 ですからここには、部屋の主役になるモノを置いてみましょう。そして主役以外のモノは、対角線上からはずしましょう。 だいたいのお家ではこの対角線を意識しておらず、非常にもったいないことになっています。以前伺ったお宅では、リビングのドアを開けると、対角にぶらさがり健康器がありました。家族でくつろぐための部屋なのに、まるでスポーツジムのよう。