「ぐるぐるナインティナイン」に出演する左から、羽鳥真一、岡村隆史、矢部浩之

日本テレビが12月31日に「大晦日ゴチ特別編　5時間超スペシャル（仮）」（後6・30～11・45）を放送することが7日、分かった。長寿番組「ぐるぐるナインティナイン」（木曜後8・0）の看板企画が、満を持して大みそかに初進出。ナイナイをはじめ総勢32人の豪華出演者が、通常の10倍となるピタリ賞1000万円をかけて史上最大のゴチバトルに挑む。最下位の自腹額も超高額となるのは必至だ。 日テレといえば、2006年から20年まで大みそかに「ダウンタウンのガキの使いやあらへんで！絶対に笑ってはいけないシリーズ」を放送し、NHK紅白歌合戦の裏で10年から11年連続民放1位の視聴率を記録。 新型コロナウイルスの感染拡大の影響などで同シリーズが休止となった21年からは、お笑いコンビ、ナインティナインやバナナマンらの司会で「笑って年越したい！！笑う大晦日」などを放送してきたが、今年は看板企画で勝負する。 料理の値段を見ずに注文し、設定金額との誤差が最も大きい人が全員分の食事代を自腹でごちそうするガチンコのグルメバトル「グルメチキンレース・ゴチになります！」。先月24日の放送ではレギュラーメンバーのNEWS、増田貴久（38）がピタリ賞を出して賞金100万円を獲得し、話題に。1994年に始まったナイナイの冠番組の〝顔〟だ。 初めて大みそか特番とし放送される今回は、設定金額にピタリだと賞金総額は1000万円。24年最終にして最大の決戦にふさわしい超豪華料理を食すとあって、その設定金額も破格となり、負ければ番組史上最高額自腹も考えられる。 ナイナイの岡村隆史（54）は「ピタリ1000万を狙っていきます！　勝って来年もいい年にしたいです！」と気合十分。番組MCでありながら昨年の「ゴチ」レースでクビになり、現在謹慎中のナイナイ・矢部浩之（53）は「久々にゴチバトルを見届けられるのにワクワクしてます！」と、本番参戦を心待ちに。 一方、ナイナイ以外では唯一、パート1からレギュラー出演し、司会・実況・進行の3役をこなすフリーアナウンサー、羽鳥慎一（53）は「負けた人は年を越せるのでしょうか？」と今から心配している。