能登の被災地、荒天懸念 積雪見込まれ家屋倒壊恐れ
石川県で最大震度7を観測した能登半島地震は14日、発生から14日目。県の集計では13日午後2時時点で、災害関連死13人を含む220人の死亡が確認された。金沢地方気象台によると被災地では14日夜以降、天気が崩れ、15日は平地部でも積雪となる見込み。交通への影響や被災家屋の倒壊に注意を呼びかけている。 県によると、確認された住宅被害は1万1297棟。ただ被害が甚大な輪島市と珠洲市では「多数」となっており、なお全容はつかめていない。輪島市や七尾市などでほぼ全域にわたって断水し、全体で約5万5千戸への影響が続いている。