【京都金杯追い切り】ウォーターリヒト坂路で1ハロン12・0秒 河内洋調教師「完成されつつある」
[GⅢ京都金杯=2025年1月5日(日曜)中京競馬場、芝1600メートル(4歳上)] 3勝クラスとキャピタルSを連勝して完全に復調したウォーターリヒト(牡4・河内)は、栗東坂路単走で総仕上げ。序盤は折り合い重視で運び、残り200メートルを過ぎたところで追い出されると最後は軽く促す程度で1ハロン12・0秒(4ハロン55・4秒)をマークした。伸び脚は鋭く、状態は高いレベルで安定している。 「きょうは上がり重点。動きは良かったね。ここにきて馬体が増えて馬も完成されつつある。近2走がすごくいい脚を使ってくれているし、左回りのマイルは結果も出ている。ハンデ57キロは1キロ見込まれたが、うまくさばいてくれれば」と河内調教師。定年まで残すところ約2か月のベテラントレーナーは、近2走でVへ導いた田辺の手綱に期待を込めた。
東スポ競馬編集部