【柔道】パリ五輪代表内定・阿部一二三 年内最後のGS東京大会へ「減量は順調」 五輪イヤーへ「圧倒的な力で勝つ」
◇柔道グランドスラム東京2023(12月2日~3日、東京体育館) 12月2日から東京体育館で行われる「柔道グランドスラム東京2023(GS東京)」に出場する日本代表選手が1日、味の素ナショナルトレーニングセンターで行われた直前練習を報道陣に公開しました。 【画像】世界選手権で4度目の世界大会兄妹同日優勝を果たした兄・一二三選手(左)と妹・詩選手(右) 男子日本代表は午前9時から練習を開始。東京五輪66キロ級金メダリストでパリ五輪代表に内定している阿部一二三選手は、ランニングや乱取りなどで最終調整を行いました。
2日に行われる計量に向けて、より汗をかくべく、二ット帽・サウナスーツ・ベンチコートという姿でトレーニングを行う光景が見られましたが、減量は「順調。自分のルーティンが出来上がっている」と言い、トレーニング中には笑顔も見られました。 今年5月の世界選手権で優勝し、6月にパリ五輪代表早期内定を決め「より一層気が引き締まった」という阿部選手は、今大会へ向け「状態はすごく良い」と仕上がり具合に自信をみなぎらせました。 報道陣から東京五輪以降の技術面向上について聞かれると「足技の部分は練習してきた。あとは隙のない柔道を試合でできるようにやってきた」とコメント。 年内最後の大会、そして日本での国際大会へ向けて「国内での久々の試合、また来年にパリ五輪があるので、圧倒的な力で勝つというのと、見てくれている人に『阿部一二三ならパリ五輪も大丈夫だなと』安心してもらえるような試合を見せれたら一番」と力強く語りました。 阿部選手は大会2日目の3日に登場します。