【マイルチャンピオンシップ・G1】秋のマイル王決定戦!ラストラン迎える欧州最強マイラーvs強力日本馬
史上7頭目のレース連覇を目指す ナミュール
次に紹介するのは、2023年のマイルCS覇者ナミュール(牝5)。6月の安田記念・G1以来5カ月半ぶりの出走となるが、今回騎乗するのは、前週のエリザベス女王杯を制したC.デムーロ騎手(32)。勢いを活かし、2週連続G1制覇できるか注目したい。 C.デムーロ騎手: ――― 2歳時に阪神JFでナミュールに騎乗したことについて スタートで出遅れてしまって、その時は馬も2歳で若かったので道中後ろからになりましたけど、落ち着いてしっかり伸びてきた印象が残っています。 ―――ドバイターフで2年ぶりに騎乗し、成長を感じた部分 身体も精神的にもすごく成長を感じました。2着だったけどレース自体もすごく良い競馬をして、良い脚も使ってくれました。 ―――2週連続G1制覇への意気込み 1年ぶりに日本に来て、良いチャンスをもらえて先週はG1を勝つことができた。2週続けて同じ厩舎でチャンスのある馬に乗せてもらえるので、勝てるように頑張りたいです。
ソウルラッシュ 今回こそタイトル獲得へ
続いては、今回で3年連続マイルCSに出走するソウルラッシュ(牡6)。2022年4着、2023年2着と、掲示板には載るがタイトル獲得には届いていない。前走に引き続き団野大成騎手(24)が騎乗し、今回こそマイルCS制覇を目指す。 池江調教師: ――― 前走(富士S)ふりかえり 競馬として内容は良かった。勝ちたかったというのが正直な気持ちです。 ―――G1制覇に向けて大事になること 雨が降ってパワーを要する馬場になってくれたら、他の切れ味がある馬には少し分が悪くなると思うので、ソウルラッシュにはプラスに働くと思いますね。なんとか雨が降ってほしいです。
ジュンブロッサム G1初挑戦で快挙を狙う
最後に、前走富士S・G2で、ソウルラッシュや2023年のマイルCS勝ち馬ナミュールを退け、重賞初制覇を果たしたジュンブロッサム(牡5)。G1初挑戦となるが、2年連続で前走の富士S勝ち馬がマイルCSを制しており(22年セリフォス・23年ナミュール)、ジュンブロッサムもこれに続けるだろうか。 また、騎乗は戸崎圭太騎手(44)で、“友道康夫調教師&戸崎圭太騎手コンビ”は、2024年JRA重賞7戦4勝・2着1回・3着1回の好成績だ。 G1初挑戦で臨むジュンブロッサムは快挙を成し遂げられるか。 そして、11月15日(金)注目の枠順が確定。ブレイディヴェーグは1枠2番、2週連続G1を狙うC.デムーロ騎手とナミュールは2枠4番、G1初挑戦のジュンブロッサムは3枠5番、外国馬のチャリンは6枠11番から出走となる。 第41回 マイルチャンピオンシップ(GI)京都競馬場・芝1600m 1枠1番 コムストックロード(牝5・幸英明) 1枠2番 ブレイディヴェーグ(牝4・C.ルメール) 2枠3番 バルサムノート(牡4・北村友一) 2枠4番 ナミュール(牝5・M.デムーロ) 3枠5番 ジュンブロッサム(牡5・戸崎圭太) 3枠6番 オオバンブルマイ(牡4・武豊) 4枠7番 マテンロウスカイ(せん5・横山典弘) 4枠8番 フィアスプライド(牝6・A.シュタルケ) 5枠9番 ニホンピロキーフ(牡4・田口貫太) 5枠10番 レイベリング(牡4・津村明秀) 6枠11番 チャリン(牡4・R.ムーア) 6枠12番 アルナシーム(牡5・藤岡 佑介) 7枠13番 ソウルラッシュ(牡6・団野 大成) 7枠14番 ウインマーベル(牡5・松山 弘平) 7枠15番 セリフォス(牡5・川田 将雅) 8枠16番 タイムトゥヘヴン(牡6・柴田 善臣) 8枠17番 エルトンバローズ(牡4・西村 淳也) レース史上初の外国馬が制するのか、日本馬が意地を見せるのか!? マイルチャンピオンシップは、11月17日(日)15時40分に発走する。
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