2024年の忘年会はカニ&IPA三昧だ!
酔いどれ編集長のクラフトビール飲みある記(106) サンケイスポーツ専属のフリーカメラマン、斎藤克己さんから「日本に戻ったら忘年会をやりましょう。わが家でカニ鍋です」とお誘いがあった。競馬を撮るため世界中を飛び回っている克己さんが、12月に行くのは香港。日本馬が多数参戦する国際競走が行われるのは8日だ。それ以降の複数候補の中から日程を調整した。克己さんは週刊Gallopのカメラマンも誘ったが、仕事で参加できず。「だからIPA好きの友人をまた呼んでください」。というわけで、連載100&101の【映画『ボルテスⅤ レガシー』のコラボビールを飲み比べてみた】(連載100&101)と同じメンバーで実施することになった。 「今回は克己さんが飲んだことのないクラフトビールを持ってきます」と連絡すると、「わが家にグースアイランドIPAと長浜IPAが腐るほどあります!」という返事が届いた。「それでは厳選して買ってきます」と返信した。3人のカニ鍋IPAパーティー。克己さん宅に2種類のIPAがあるとなれば、ほかに3種類あれば十分か。そう思いつつクラフトビールの品ぞろえが豊富な、東京・目白にあるリカーショップTへ。 前回のコラボビールではいろいろなジャンルのビールを飲み比べたが、今回は3人が好んで飲んでいるIPAに特化することにした。ただし、IPAといってもいろいろあって多彩。どう絞るかが肝だ。悩んだ末に、ダブルIPA(インペリアルIPA)とトリプルIPAにした。トリプルIPAとは、ダブルよりもホップもアルコールもマシマシだかあトリプルというわけ(たぶん)。 輸入ビールの棚(でかくて陳列されたビールの量がすごく多い)や国産ビールが置いてあるオープン冷蔵ショーケースをじっくり見て選んだのが「ひみつビール」の「あつまれジンベエの海」、「ブラックタイド」の「ハイパームスビマル」、「ウエスト・コースト・ブルーイング(WCB)」の「ウィンドウ・トゥ・バテレ2024」の3種類。「あつまれジンベエの海」と「ハイパームスビマル」は「ヘイジー」と表記されていないので、濁っていないクラシカルなIPAかもという期待も込めて購入した。 「ひみつビール」は、ラベルに描かれたかわいい動物のイラストが目印の三重県にある醸造所。「シードラゴン」(僕のメモに「ポップの香り良し。モルティーかつホッピー。アルコール度数8・5%」とある)と「KAWAUSOぷかぷか」(アルコール度数5%。メモは飲み過ぎて取り忘れたので、ない)を飲んだことがある。今後、機会があれば「ひみつビール」をしっかりと紹介したい。