2024年の忘年会はカニ&IPA三昧だ!
2本目は、ハイパームスビマル。
こちらもグラスに注ぐと、あつまれジンベエの海よりやや薄めの黄色いヘイジーだった。香りよし。オレンジ系柑橘(かんきつ)系の香り。アルコール度数は8・5%。克己さんが「これもいい!」と言えば、友人も「これも素晴らしい」と絶賛。
3本目はウィンドウ・トゥ・バテレ2024。
こちらは黄色い濃いめのヘイジー。3つの中では最もドライ系といえるIPAだが、苦みは少なめ。アルコール度数は9%。これも好評だった。後日、ネットで調べたら、バテレが造った「ウィンドウ・トゥ・WCB2024」はピルスナーモルトとラガー酵母でできたトリプルIPAだという。こちらも興味がある。
結局、僕が買ってきたのは3本ともヘイジーだったが、克己さん、友人ともどれも満足してくれたのでチョイスに間違いはなかった。まあ、3人ともビールの嗜好(しこう)が似ているから当然といえば当然だが…。
鍋からカニが「まだ残っているよ。早く食べて」と手招きしている。言われなくてもそのつもりだ。ここからは、克己さんがストックしているIPAをいただこう。
4本目は「長濱浪漫ビール」の「長浜IPAスペシャル」。
滋賀県長浜市に醸造所がある。僕のビールメモを読むと、かつてこのIPAを飲んでいた。牛久醸造所で作ったコラボ「ブリュット」も飲んでいる。後者のメモは「少し濁り。やや甘めのモルティー」で、前者のそれは「苦み強いくらいで香りは低い」とある。今回飲んでみると、まずはモルティーさが口に広がり、その後、しっかりした苦みが襲ってきた。クラシカルなIPAといえる。
5本目は「グースアイランド」の「グースIPA」。
メモを見返すと、こちらも飲んだことがあった。「濃い感じの普通のIPA」と記している。もうひとつ「ミッドウェイセッションIPA」というのも飲んだことがあり、こちらのメモは「やや癖のあるモルト感」。
「韓国のビールですよね」と友人。そうだったっけ?と缶を見ると、韓国産とある(サイトには「アメリカ・シカゴで1988年に創業。米国クラフトビールのパイオニアであり、アメリカ中西部最大のクラフトビールブランドです」とある。米国資本のビールを韓国で醸造しているわけだ)。