バスケBリーグ会場で避難訓練 名古屋Dドルフィンズ戦後に
バスケットボール男子のBリーグ1部、名古屋ダイヤモンドドルフィンズは27日、名古屋市のドルフィンズアリーナでの仙台89ERS戦後に選手、観客も参加しての避難訓練を実施した。クラブによるとBリーグで初めての試みで、能登半島地震を踏まえて防災意識を高める目的で行った。 訓練では震度6強の地震が試合中に起こったことを想定。選手はプレーを中断し、観客と同じように頭部を守って揺れが収まるのを待った。耐震補強がされた会場では待機が基本だが、電光掲示板などのつり物の落下や倒壊の可能性があるとの判断で、観客を屋外に退避させた。観客の参加は任意で、来場した4854人のうち千人超が参加した。