アーロン被告、被害者との示談が成立 未成年との性的動画撮影、所持で/台湾
(台北中央社)未成年の男性との性的動画を撮影、所持、配布したとして児童・少年性的搾取防止条例違反(製造、配布・所持)の罪で起訴された歌手で俳優のアーロン(炎亜綸、本名・呉秉孺)被告は11日、被害者との示談が成立したと明らかにした。示談金の額については発表を控えるとした。 この日、台湾士林地方法院(地裁)で公判が開かれ、被告と被害者の男性の双方が出席した。 台湾士林地方検察署(地検)によれば、被告は2017年にフェイスブックを通じて当時18歳未満だった被害者と知り合い、交際に発展。相手の男性が未成年だと知りながら、男性との性行為をスマートフォンを用いて動画で撮影した。また、被告は動画を理由なく所持し、2人のネットユーザーに送信したという。被害者の男性が昨年6月に告発し、被告は昨年11月に起訴されていた。 (林長順/編集:名切千絵)