ヤンキース、エース右腕コールが残留へ…現行の契約で28年までと米報道
ヤンキースのエース右腕ゲリット・コール(34)が契約延長することで合意したと、米大リーグ公式サイトら複数の米メディアが4日、報じた。大リーグサイトによれば、2019年オフに結んだ現行の9年契約を続け、ヤンキース側は25年から28年までの4年総額1億4400万ドル(約220億円)を支払う。 コールの契約を巡っては、前日の米報道で、コールが選手側のオプションを破棄(オプトアウト)したと報道。ヤンキース側が5年目に3600万ドルを支払えば、オプトアウトを阻止できると指摘していたが、現行の契約延長で話を続けて残留する見通しのようだ。 コールは2020年にアストロズからヤンキースに加入。21年~24年まで3年連続で2桁勝利をマーク。今季は怪我で8勝5敗、防御率3.41に止まったが、ポストシーズンでは5試合で1勝0敗、防御率2.17と、エースとしての役割を果たした。ドジャースとのワールドシリーズ第5戦では、4回まで抜群の投球を見せたが、味方の失策や自身の拙守などでリズムを崩して5失点(自責0)と無念の敗戦でシーズンを終えた。
中日スポーツ