「光る君へ」ラス前で見せた乙丸、一世一代の「帰りたーい!」連呼にネット泣く「まひろのために…」
8日に放送されたNHK大河ドラマ「光る君へ」では、まひろ(吉高由里子)の忠実なお供・乙丸(矢部太郎)が、最終回直前にして最後の豪快ワガママを通し、ネットをほっこりさせた。 この日の「光る君へ」では、刀伊の入寇で海賊の矢に倒れた周明(松下洸平)にショックを受けたまひろが太宰府で寝込んでしまう。隆家(竜星涼)は、太宰府での任が解けることからまひろへ「共に帰るか?」と聞く。 何も答えないまひろに、業を煮やした乙丸が突然「お方様!私はきぬに会いとうございますっ!」と絶叫。まひろは「ならば乙丸だけお帰りなさい」というも、ここで乙丸がドラマ始まって以来ともいえる大声&ワガママを言う。 「もぉぉぉ!お方様も一緒でなければ嫌でございます!あんなことがあったここにいてはなりませぬ!」「帰りましょう!帰りたい!私は都に帰りたーい!」「きぬに会いたい!帰りたい!会いたい会いたい!帰りましょう!帰りたい!帰りたい!」「お方様と帰りたい!帰りたい!帰りましょう!ねえ!」と叫び続ける。 まるで子どもがダダをこねるような物言いに、暗い顔だったまひろも思わず笑顔を見せ、一緒に都に帰ることを決める。 まひろが幼かった時から、どんなときも支えてきた乙丸。そんな乙丸が最終回前に最初で最後の豪快ワガママを見せたことにネットも「乙丸、きぬに会いたいのもウソじゃないだろうけど、これ絶対まひろの為に無理矢理ダダ捏ねてるでしょ…」「初回から常にまひろに付き従い、ついぞ我欲を示したことがなかった乙丸が最後の最後に通したわがままが、やっぱりまひろを思ってのわがままなのがグッと来ますね」「乙丸、お方様の為に初めて自らの意思を示す。泣きながら笑った…」「乙丸を思い返すだけで一生泣ける。まひろを守り続けた彼の一世一代の演技」など拍手が起こっていた。