青木宣親氏 ヤクルトのGM特別補佐に就任「全力でチームを支える」 今季限りで現役引退
ヤクルトは18日、今季限りで現役を引退した青木宣親氏(42)が、来年1月1日付でGM特別補佐に就任すると発表した。 【写真あり】ヤクルト青木 引退試合で涙 アドリブ交えたスピーチにネット感動 小川淳司GMは「自分がやっていることと(仕事は)同じ。現場のチームの編成、アマチュア、他球団の戦力分析、自チームの戦力分析になるけどファームの育成も含めて幅広くやってもらう。青木の実績と経験をふまえてチーム力を上げていく」と説明した。 青木氏は「もともと(編成の仕事に)興味があった。違った角度から野球を見ることも大切。自分のできることをやっていきたい。新しいことをやるのは楽しみもある。凄く重責があるので、全力でチームを支えてきたい」と抱負を語った。 日向から早大を経て03年ドラフト4巡目でヤクルト入り。首位打者に3度輝き、05、10年と2度のシーズン200安打以上はプロ野球唯一の記録。11年オフにポスティングシステムでブルワーズに移籍し計7球団でプレー。18年1月にヤクルト復帰。WBCには3度出場し、06、09年大会は世界一に貢献。21年間のプロ生活で日米通算2730安打(日1956、米774)を積みあげた。