去就注目MFジョルジーニョらアルテタ監督が言及「みんなで最善の選択は何か決める」 DF冨安健洋はピッチ上で回復進める
アーセナルを指揮するミケル・アルテタ監督が3日、プレミアリーグ第20節ブライトン戦の前日会見に登壇し、負傷者の状況などについて説明した。 【プレー動画】アーセナルの2024年ベストゴール集! 2025年初となる試合前の記者会見に登壇したアルテタ監督は、まず前節ブレントフォード戦を体調不良で欠場したドイツ代表FWカイ・ハヴァーツについて、ブライトン戦までに間に合いそうだとの見通しを示した。また、FWラヒーム・スターリングのコンディションについても「できるだけ早く彼を起用できるようにしたい。今週の彼の状態を見て、来週に復帰できるか見ていこうと思う」と楽観的に語った。 一方、DFベン・ホワイトとDF冨安健洋については、これまで何度も「長期離脱になる」と会見で語ってきたが、「ベンはまだ数週間先のことだし、トミもピッチ上での取り組みを行っているが、長期のケガなので、どれだけ早く回復して、どういう反応を示すかを見極める必要がある」とあらためて説明。特にベン・ホワイトについては、「膝の状態は良さそうだし、反応も非常に良い。負傷から最初の数週間はすべてが順調に進んでいる。これから負荷をかけていく必要があるが、うまくいってほしい。彼は信じられないほど勤勉で、本当に才能のある選手なので、かなり早く復帰できると信じているが、それがいつかはわからない」と、リハビリを慎重に進めることを再度強調した。 なお、移籍が噂されるMFジョルジーニョとMFトーマス・パルティについては、現行の基本契約が2025年夏で満了になるため、他クラブと自由に交渉できる状況であるとしたうえで、「彼らと密にコミュニケーションを取り、まずは彼らの考え方ややりたいことを理解し、私たちの意向を伝えたうえで、全員にとって最善の選択は何かを決めようと思う。2人はチームに多大な貢献をしてくれるし、シーズンの最も重要な時期が近づいているので、彼らには正しいマインドフレームでいてもらえるようにしたい」とコメント。「『私が何を望むか』ではなく『彼らの心境や状況』がどうなのかということ。今はシーズン中であり、やるべきことに集中しなければいけない」と、去就問題に左右されない精神状態をつくることが何よりも重要だと強調した。 プレミアリーグ第20節ブライトン戦は『ファルマー・スタジアム』で日本時間1月5日(日)2時30分キックオフ予定となっている。
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