シャープ、Google TV搭載のフルHD・液晶テレビ「GF2ライン」。低反射パネル採用で映り込み抑制
シャープは、液晶テレビ「AQUOS」のフルHDモデル“GF2ライン”を12月14日に発売する。併せて、HDモデル“GF1ライン”を11月9日から順次リリース。価格は全てオープンだが、ラインナップと市場予想税込価格は以下の通り。 【画像】映り込みを低減する「低反射パネル」を採用 <GF2ライン> ・43V型 「2T-C43GF2」 71,500円前後 12月14日発売予定 <GF1ライン> ・32V型 「2T-C32GF1」 58,500円前後 12月14日発売予定 ・24V型 「2T-C24GF1」 53,000円前後 11月9日発売予定 GF2ライン、ならびにGF1ラインは、外光や室内の照明による映り込みを低減する処理を施した「低反射パネル」を採用。GF2ラインはフルHD(1,920×1,080)、GF1ラインはHD(1,366×768)の表示解像度に対応する。 両シリーズで共通して、独自の画像処理エンジン「Medalist L1」を搭載。低解像度の映像の信号を解析して被写体の精細感を推測、微細な情報を復元する「精細感復元」や、回線状況によって解像度の変化が発生するネット動画のモスキートノイズやブロックノイズを低減する「ネット動画クリア補正」などをの高画質技術を採用する。HDRフォーマットはHDR10/HLGをカバーする。 音響面は、2T-C43GF2と2T-C32GF1が合計10W(5W+5W)出力、2T-C24GF1が合計6W(3W+3W)出力のフルレンジスピーカーを2基搭載。GF1ラインは、スピーカー開口部にリフレクター構造を設置することで、抜けのよいクリアな音声を実現するとした。 GF2/GF1ラインは、Google TV OSを搭載し、YouTube/Prime Video/Netflix/Disney+/U-NEXT/ABEMA/hulu/NHK+/DAZNなど豊富なVODサービスに対応。リモコンには10個のVODサービスのダイレクトボタンを備える。USBに保存した映像/音声データを再生する「Multi Media Player」、AQUOSユーザーが視聴しているテレビのランキングおよび該当の番組情報をチェックできる「AQUOS番組ランキング」を搭載する。 別売のUSBカメラを接続することで「リビングカメラ」および「Google Meet」が使用できるようになり、テレビをプレビューモニター代わりに用いた写真やショートムービーの撮影、通話が可能。スマートフォンなど手持ちのデバイスの画面をテレビに共有する「Google Cast」にも対応する。 同社オリジナルのエンタメ・生活情報サポートアプリ「ココロビジョン」、ホーム内にあるココロビジョン対応のスマート家電と連携できる「ココロホーム」によるスマートホーム機能もサポート。 チューナーは、共通で地上デジタル×2/BS・110度デジタル×2を搭載。接続端子は、HDMI入力×2(うち1基はARC対応)/AV入力(3.5mm)×1/光デジタル音声出力×1/ステレオミニ出力(ヘッドホン)×1/LAN×1/USB Type-A×2を装備する。 消費電力(待機時)/外径寸法(スタンド含む)/質量は、2T-C24GF1が約41W(0.5W)/553W×354H×113Dmm/約3.7kg、2T-C32GF1が約45W(0.5W)/731W×459H×129Dmm/約5.6kg、2T-C43GF2が約72W(0.5W)/971W×632H×245Dmm/約8.7kg。
編集部:松原ひな子