「グラチャンバレー」中田久美監督、岩坂、新鍋、荒木らの意気込み
「グラチャンバレー」中田久美監督、岩坂、新鍋、荒木らの意気込み
グラチャンバレー「ワールドグランドチャンピオンズカップ2017」(日本テレビ系列で生中継)の女子大会(東京・名古屋)が5日、開幕。中国、ロシア、ブラジル、アメリカ、韓国を火の鳥NIPPONが迎え撃つ。選手のシューズには中田監督の「日本のやり方で、世界と戦う」という思いを込めた「JAPAN WAY」という文言が刻まれている。“日本らしさ”で優勝を目指す中田久美監督、岩坂名奈主将をはじめ、アジア選手権MVPの新鍋理沙、豊富な経験で引っ張る荒木絵里香、キーマンの両セッター冨永こよみ、佐藤美弥ら主な選手に意気込みを聞いた。 【拡大写真付き】女子バレー岩坂、古賀、宮下、石井らが語る「戦う集団」への覚悟
中田監督「優勝したいです」
ワールドグランプリなどは、世界のどのチームもいろんな選手を試す大会。そういう中で、諦めず結果を出せたのは大きな収穫。グラチャンはまた違ったレベルの大会だと思いますし、その中で自分たちがやってきたことを、ホームで、感情のコントロールをしながらいろんなプレッシャーの中で出せるかが大切。次に繋げる大きな大会だと思います。いい大会にできるようにしたい。優勝したいです。 古賀(紗理那)は膝の腱鞘に痛みを持っていたので、本人ともしっかり話して納得していただいて将来性を考えて、外させていただきました。古賀の思いを14名がしっかりと背負い、最後まで戦い抜けたらいいと思います。全員に注目して、期待していきたいと思います。
岩坂名奈「日本らしく攻め続ければ、結果もついてくる」
今シーズンは全員で作り上げてきたという思いがあります。試合を重ねるごとにチーム力が上がってきて、フルセットになった試合は絶対に勝ってきたので自信につながってきていると思います。キャプテンとしては悪くなったときに流れを変えるプレーや声かけをもっとやっていきたいですし、個人的にはブロックについて遅れても手を出して、どうワンタッチを取るかということを意識して練習しているので、得点でチームを盛り上げるのもそうですが、切り返しの中でいいタッチを取ってしかけることでも貢献できるようにしたいです。 (課題の被ブロックの多さについては)アタッカーが(ブロックを)かわしたりすることも大事ですが、サイドの負担が大きくなる分、フォローの位置取りなども確認しているので、やってきたことを試合で出していきたいです。 古賀が外れましたが、選ばれたメンバーは全員の思いを背負ってやらないといけないと思います。みんなで作り上げたことをしっかりやって、どこが相手だろうと自分たちから崩れずに日本らしく攻め続けていけば、結果もついてくると思います。先手先手でしかけていけるように、初戦からしっかり自分たちのテンポや勢いを出していきたいです。